文献

J-GLOBAL ID：202002277965034630   整理番号：20A2508595

高価値製品のための細胞工場としての珪藻類:クリソラミナリン,エイコサペンタエン酸およびフコキサンチン【JST・京大機械翻訳】

Diatoms as cell factories for high-value products: chrysolaminarin, eicosapentaenoic acid, and fucoxanthin

著者 (3件)： Yang Runqing (School of Food Science and Engineering, South China University of Technology, Guangzhou, People’s Republic of China) ,  Wei Dong (School of Food Science and Engineering, South China University of Technology, Guangzhou, People’s Republic of China) ,  Xie Jun (Key Laboratory of Tropical and Subtropical Fishery Resource Application and Cultivation, Chinese Academy of Fishery Sciences Pearl River Fisheries Research Institute, Guangzhou, People’s Republic of China)
資料名： Critical Reviews in Biotechnology  (Critical Reviews in Biotechnology)
巻： 40  号： 7  ページ： 993-1009  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0939C  ISSN： 0738-8551  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 珪藻類は海洋および淡水環境中に遍在する単細胞光合成微細藻類である。本レビューは,水産養殖,ヒト健康食品,医薬品および化粧品に適用可能なクリソラリン(Chrl),エイコサペンタエン酸(EPA)およびフコキサンチン(Fx)を含む珪藻類から生産される高価値化合物に焦点を当てる。さらに,本レビューは,珪藻類における生合成と生産技術の概要を提供する。EPAとFxは珪藻類に相乗的に蓄積するが,Chrlは炭素前駆体に対してEPAとFxと競合する。これらの3つの化合物を同時に蓄積するいくつかの珪藻類菌株が使用されているが,商業化中に制限と課題がまだ存在する。バイオマスおよび高価値化合物生産におけるボトルネックに対処するために,培養パラメータの最適化,栄養モード,エリシターまたは細菌支援刺激,および突然変異体育種,適応進化工学および代謝工学による遺伝子改変を,改良技術を確立するために珪藻類において開発した。現在,珪藻類の大規模栽培は,主に独立栄養モードでの開放池と光バイオリアクタにおいて発生する。多重製品に対する栄養培養および共抽出アプローチは,工業規模でのバイオマスおよび高価値化合物の将来生産を経済的に強化するための新規戦略を示す。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 最適化 ,  炭素 ,  細菌 ,  光合成 ,  独立栄養 ,  ヒト ,  栽培 ,  育種 ,  *珪藻類 ,  エリシター ,  カロチノイド ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン
準シソーラス用語： 微小藻類 ,  単一細胞 ,  代謝工学 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 珪藻 ,  クリソラミナリン ,  エイコサペンタエン酸 ,  フコキサンチン ,  培養システム ,  遺伝子改変 ,  共抽出

分類 (4件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

物質索引 (2件)： フコキサンチン ,  エイコサペンタエン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 価値 ,  細胞 ,  工場 ,  珪藻類 ,  エイコサペンタエン酸 ,  フコキサンチン