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J-GLOBAL ID：202002278287377142   整理番号：20A0291443

相対論的重イオン衝突におけるストレンジハドロンの収量比からのQCD臨界ゆらぎの探査【JST・京大機械翻訳】

Probing QCD critical fluctuations from the yield ratio of strange hadrons in relativistic heavy-ion collisions

著者 (5件)： Shao Tianhao (Shanghai Institute of Applied Physics, Chinese Academy of Science, Shanghai 201800, China) ,  Shao Tianhao (University of Chinese Academy of Science, Beijing 100049, China) ,  Chen Jinhui (Key Laboratory of Nuclear Physics and Ion-beam Application (MOE), Institute of Modern Physics, Fudan University, Shanghai 200433, China) ,  Ko Che Ming (Cyclotron Institute and Department of Physics and Astronomy, Texas A&M University, College Station, TX 77843, USA) ,  Sun Kai-Jia (Cyclotron Institute and Department of Physics and Astronomy, Texas A&M University, College Station, TX 77843, USA)
資料名： Physics Letters. B  (Physics Letters. B)
巻： 801  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0779A  ISSN： 0370-2693  CODEN： PYLBA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超陽子シンクロトロン(SPS)でのNA49Collaborationからの中心Pb+Pb衝突と,sNN=6.3GeVから200GeVの広い衝突エネルギー範囲での中心Au+Au衝突の利用可能なデータを解析することにより,sNNの関数として,K+,Ξ-,φ,Λ収率の比OK-Ξ-φ-Λ=N(K+)N(Λ)における可能な非単調挙動を見出した。ハドロン生成に及ぼすクォーク密度ゆらぎの効果を考慮できるクォーク合体モデルに基づいて,sNNに対する奇妙なクォーク密度ゆらぎの依存性における可能な非単調挙動を得た。これはクォーク密度ゆらぎを含まない合体モデルとは対照的であり,また統計的ハドロン化モデルに対しても,比OK-Ξ-φ-Λの衝突エネルギー依存性を定性的に記述することができない。これらの知見は,QCD状態図における可能な臨界エンドポイントの信号と位置が,大きなクォーク密度ゆらぎをもたらすことが期待されるが,RHICにおけるBean Energy Scanプログラムにおいて見られることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： クォーク ,  衝突エネルギー ,  陽子シンクロトロン ,  状態図 ,  *ハドロン ,  エネルギー依存性 ,  *臨界
準シソーラス用語： エンドポイント ,  ハドロン化 ,  密度ゆらぎ ,  相対論的重イオン衝突 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 光子及び荷電レプトンとハドロンとの相互作用  (BF03070K) ,  中間子と中間子共鳴  (BF04030Z) ,  強い相互作用の模型  (BF02040W) ,  バリオンの崩壊  (BF03050O) ,  バリオンとバリオン共鳴  (BF04020O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 相対論的重イオン衝突 ,  収量 ,  QCD ,  臨界ゆらぎ ,  探査