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J-GLOBAL ID:202002278290615422   整理番号:20A0450692

感染性ファブリキウス嚢病ウイルス(IBDV)接種後の滑液回復における遺伝子型関連差異【JST・京大機械翻訳】

Genotype-associated differences in bursal recovery after infectious bursal disease virus (IBDV) inoculation
著者 (5件):
資料名:
巻: 220  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0140A  ISSN: 0165-2427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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T細胞免疫応答は,感染性疾患ウイルス(IBDV)複製の調節およびファブリキウス(BF)(バースト性病変)の破裂における病変の発生,および感染からの回復において重要な役割を果たすことが示された。研究は,宿主遺伝子型が感染の急性期にT細胞反応に影響することを示唆した。回復期における遺伝子型関連の差異はこれまで研究されていなかった。本研究では,初期相接種後(pi)だけでなく回復期においても,IBDV免疫病原性におけるT細胞関連の差異の比較のための参照として,市販のbroer-(BT),層-(LT),二重目的型(DT)ニワトリ系統および特異的病原体フリー(SPF)LTニワトリを用いた。母性由来抗体(MDA)力価がすべての遺伝子型に対するウイルスの計算されたブレークスルーレベル以下であるとき,Deventer式を用いて,中間プラスIBDV株による接種の最適時点を決定した。バースト性病変発生,細胞内CD4+およびCD8+T細胞蓄積およびIBDV陽性細胞数の差を測定した。加えて,抗IBDV抗体発生と抗炎症性サイトカインmRNAの相対量は,IBDV接種の28日後まで記録された。遺伝子型の間の差は,抗炎症性インターロイキン(IL)-10とトランスフォーミング成長因子(TGF)β4サイトカインmRNAの存在と同様に,バースト性病変,CD4+とCD8+T細胞浸潤の期間と大きさにおいて観察された。調査した免疫パラメータは,7日目における遺伝子型間で同程度であったが,14,21および28日目には,BTニワトリと比較してLTおよびDTニワトリにおける遅延回復過程が観察された(P<0.05)。さらに,年齢および残留MDAレベルは,抗IBDV特異的体液性およびT細胞媒介免疫応答の開始に対して遺伝子型依存性の影響を有した。本研究は,IBDV感染後の回復過程に及ぼすT細胞免疫の影響が,耐病性ニワトリ系統のための新しい育種計画の開発のためにさらに考慮される必要があることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  細胞生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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