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J-GLOBAL ID:202002278400112890   整理番号:20A0570813

カテプシンとS100A8/A9の標的特異的イメージングは悪性腫瘍の特異的特徴を反映し,腫瘍悪性度の推定を可能にする【JST・京大機械翻訳】

Target-Specific Imaging of Cathepsin and S100A8/A9 Reflects Specific Features of Malignancy and Enables Estimation of Tumor Malignancy
著者 (14件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 66-72  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4746A  ISSN: 1536-1632  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:腫瘍の発生と転移は,特徴的な腫瘍微小環境(TME)を形成する腫瘍浸潤免疫細胞に依存する。活性化単球は,TME形成を促進する蛋白質ヘテロ二量体S100A8/A9を分泌する。単球依存性プロテアーゼは細胞外マトリックスの分解により局所腫瘍細胞浸潤を促進する。S100A8とプロテアーゼの標的特異的in vivoイメージングを目的として,局所腫瘍増殖と転移能に対する識別バイオマーカーを提供した。方法:ステージ転移可能性を有する4T1モデルのマウス乳癌細胞(4T1と4T07:両方の血行性転移>168FAR:リンパ節転移>67NR:無転移)を,雌性BALB/cマウスに同所移植した。4mmサイズにおいて,プロテアーゼ特異的プローブProSense 750EX(PerkinElmer,4T1n=7,4T07n=10,168FARn=16,67NRn=15)と抗S100A8-Cy5.5(n=6)を注入し,注入後0と24時間で蛍光反射画像を実行することにより腫瘍を調べた。in vivoイメージングを免疫組織化学で検証した。結果:24時間で,4T1と4T07のS100A8特異的シグナルは,168FARと67NR(174.85/167.95AU,p=0.0012/p=0.0003)と比較して有意に高かった(1714.05/1683.45AU)。プロテアーゼ特異的シグナルは,4T1と4T07(348.01/409.93AU)で,168FAR(214.91AU)と67NR(129.78AUp<0.0001)と比較して有意に高く,局所血管浸潤と腫瘍細胞脱落を反映していた。免疫組織学はin vivoイメージング結果を支持した。結論:S100A8および単球性プロテアーゼの非侵襲的in vivoイメージングは,TME形成を反映する腫瘍の局所浸潤および全身転移能の分化を可能にする。プロテアーゼは局所腫瘍細胞浸潤を増加させるが,固形転移は腫瘍周囲微小環境に依存すると思われる。Copyright World Molecular Imaging Society 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
診断用薬の基礎研究  ,  腫ようの診断  ,  放射線を利用した診断  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  基礎放射線医学 

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