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J-GLOBAL ID:202002278429963686   整理番号:20A1088135

捕獲された南部ムリキス(Brachyteles arachnoides)を用いた実験的試験によって明らかにされた種子分散における潜在的役割

Potential role in seed dispersal revealed by experimental trials with captive southern muriquis (Brachyteles arachnoides)
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 495-505  発行年: 2020年05月 
JST資料番号: X0725A  ISSN: 0032-8332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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霊長類は大きな果実消費者であり,ほとんどの植物から無傷の種子を分散するが,効果的な種子の分散は,他の因子の中で,処理行動に依存する。同様に,腸と口の処理は種子運命を変える可能性がある。全体として,果実食と葉食-果実の霊長類は,新熱帯植物種に有益な腸処理を提供することが認識されているが,この効果は種特異的レベルで見過ごされる可能性がある。本研究では,野生植物の種子分散の潜在的品質に対するブラジルの大西洋林の制限された地域に住む絶滅危惧で固有の霊長類である南部ムリキス(Brachyteles arachoides)の役割を評価した。著者らの主な目的は,この大型クモザルによる種子摂取の影響を理解することである。これは,自然種の野生の果実を捕獲した個体に提供することにより,種子の発芽と種子の回復に及ぼす影響を理解することであった。9植物種のうち7種はインタクトに排出され,発芽できることを見出した。これら7種のうち,1種は強化され,もう1種は排便後に発芽能の低下を示したが,3種は排便後に急速に発芽した。残りの種は対照種子と差を示さなかった。2非発芽種は強く捕食され,平均種子回復は予想より低く,高レベルの種子捕食を示唆した。提供した最大の種(Inga vulpina)が最も高い分散能を示した。著者らのデータは,9種の大西洋森林植物種のうち7種について,種子分散品質における南部ムリクイスの全体的な中立的または潜在的に積極的な役割を支持し,これらの霊長類が有効な種子分散をもたらす可能性を強調する。Copyright Japan Monkey Centre and Springer Japan KK, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (5件):
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