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J-GLOBAL ID：202002278492299839   整理番号：20A1179112

リンパ腫における新たなエピジェネティック調節療法【JST・京大機械翻訳】

Emerging epigenetic-modulating therapies in lymphoma

著者 (5件)： Sermer David (Department of Medicine, Lymphoma Service, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY, USA) ,  Pasqualucci Laura (Institute for Cancer Genetics, Columbia University, New York, NY, USA) ,  Wendel Hans-Guido (Cancer Biology and Genetics Program, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY, USA) ,  Melnick Ari (Weill-Cornell Medical College, New York, NY, USA) ,  Younes Anas (Department of Medicine, Lymphoma Service, Memorial Sloan Kettering Cancer Center, New York, NY, USA)
資料名： Nature Reviews Clinical Oncology  (Nature Reviews Clinical Oncology)
巻： 16  号： 8  ページ： 494-507  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4784A  ISSN： 1759-4774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リンパ腫の治療におけるかなりの進歩にもかかわらず,再発および/または難治性疾患を有する患者の予後は,劣っている。したがって,新しいアプローチと治療法の開発のための継続的な必要性が存在する。後成的調節不全は様々なタイプの悪性腫瘍における腫瘍形成を駆動および/または促進する可能性があり,B細胞およびT細胞リンパ腫の両方において一般的である。過去10年にわたり,多数のエピジェネティクス修飾剤が開発され,血液学的悪性腫瘍患者の臨床管理に導入された。このレビューにおいて,ヒストンデアセチラーゼ(HDAC),DNAメチルトランスフェラーゼ(DNMT),ゼストホモログ2(EZH2),ブロモドメイン及び末端ドメイン蛋白質(BETs),蛋白質アルギニンN-メチルトランスフェラーゼ(PRMT)及びイソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH)の阻害剤を含むリンパ腫の治療のための最も有望な後成的治療の簡潔な概観を提供し,この分野における研究の最も有望な将来方向を強調した。リンパ腫を有する患者は,第一選択治療として化学療法を典型的に受ける。しかし,再発性疾患の反応または発症に失敗する患者は,しばしば転帰不良である。本レビューでは,リンパ腫患者におけるDNAメチル化とヒストンアセチル化を含む後成的変化を調節するために設計された治療法に関する利用可能なデータを要約し,将来の研究の最も有望な方向を記述する。重要な点:Epipogenic修飾薬は,急性骨髄性白血病,骨髄異形成症候群およびT細胞リンパ腫において日常的に使用されているが,B細胞リンパ腫を含む他の悪性腫瘍におけるそれらの役割はまだ確立されていない。B細胞リンパ腫は,後成的修飾において役割を有する酵素をコードする遺伝子において,典型的に高頻度の体細胞突然変異を有する。新しい適応のためのヒストンデアセチラーゼとDNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤の役割を拡大することに加えて,新しいクラスの薬剤もまた,ゼストホモログ2(EZH2),ブロモドメインおよび末端ドメイン蛋白質(BET),イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH)および蛋白質アルギニンN-メチルトランスフェラーゼ5(PRMT5)阻害剤を含むリンパ腫に対して検討されている。後成的な薬剤の選択と合理的な優先順位付けは,将来の研究を設計して,臨床診療における患者のために最も適切な薬剤を選択するために重要である。可能性のある将来の研究方向は,新しい組合せを研究し,新しい後成的経路を標的とする治療的役割を調査し,患者の選択を誘導するための新しいバイオマーカーを発見することを含む。Copyright Springer Nature Limited 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イソクエン酸デヒドロゲナーゼ ,  遺伝子 ,  タンパク質 ,  *リンパ腫 ,  薬物療法 ,  DNAメチルトランスフェラーゼ ,  バイオマーカー ,  急性骨髄性白血病 ,  T細胞リンパ腫 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  *エピジェネティクス
準シソーラス用語： DNAメチル化 ,  悪性腫瘍 ,  ブロモドメイン ,  EZH2 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  血液の腫よう  (GK04000M)

タイトルに関連する用語 (4件)： リンパ腫 ,  エピジェネティック ,  調節 ,  療法