文献

J-GLOBAL ID：202002278590822452   整理番号：20A0212310

統計型微粒子分散モデル

Statistical Model on Fine Particle Dispersion

著者 (1件)： 鈴木洋 (神戸大学大学院工学研究科応用化学専攻)
資料名： 色材協会誌  (Journal of the Japan Society of Colour Material)
巻： 92  号： 11  ページ： 324-328(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0174A  ISSN： 0010-180X  CODEN： SKYOAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 微粒子分散系の制御を行うために,凝集体を形成する一次粒子の予測法について解説する。微粒子凝集速度と凝集体破壊速度のポピュレーションバランスをとり,計算負荷の小さな計算法で,凝集体の大きさを予測する。これを用いてサスペンジョン粘度を予測する方法を紹介する。さらに流動中の凝集体の分布を予測するモデルを開発し,微粒子分散系の流動全般に拡張する方法を述べる。これらを用いることで,適切な撹拌混合条件を設定することが可能となると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *微粒子 ,  分散【dispersion】 ,  分散制御 ,  反応速度 ,  破壊伝搬速度 ,  *ポピュレーションバランス ,  *凝集体 ,  粘度 ,  懸濁液 ,  解析モデル ,  *統計模型 ,  予測モデル ,  予測技法
準シソーラス用語： *粒子分散 ,  凝集速度 ,  サスペンション ,  *分散モデル

著者キーワード (8件)： 統計型モデル ,  微粒子分散系 ,  ポピュレーションバランス ,  粘度 ,  凝集体 ,  Statistical model ,  Fine particle dispersion ,  Population balance

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (17件)：

• 1)D. L. Swift, S. K. Friedlander: J. Colloid Sci., 19, 621 (1964).
• 2)K. Higashitani, T. Tanaka, Y. Matsuno: J. Colloid Interface Sci., 63, 551 (1978).
• 3)薄井洋基:化工論, 52 (3), 459 (1999).
• 4)D. I. Lee: J. Paint Technol., 42, 579 (1970).
• 5)E. J. W. Verway, J. T. G. Overbeek: “Theory of the Stability of Lyophobic Colloids”, Chap. 12, Elsevier (1948).

タイトルに関連する用語 (3件)： 統計 ,  微粒子 ,  分散モデル