文献

J-GLOBAL ID：202002278622408713   整理番号：20A2456539

直接ギ酸燃料電池用のステンレス鋼バイポーラ板に対するメタノールの腐食抑制【JST・京大機械翻訳】

Corrosion inhibition of methanol towards stainless steel bipolar plate for direct formic acid fuel cell

著者 (4件)： Zhang Haibang (School of Traffic and Transportation Engineering, Dalian Maritime University, Dalian 116026, China) ,  Cui Jinlong (School of Chemistry and Chemical Engineering, Inner Mongolia University of Science & Technology, Baotou 014010, China) ,  Sun Juncai (School of Traffic and Transportation Engineering, Dalian Maritime University, Dalian 116026, China) ,  He Wenxiu (School of Chemistry and Chemical Engineering, Inner Mongolia University of Science & Technology, Baotou 014010, China)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 45  号： 55  ページ： 30924-30931  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイポーラ板としてのAISI316Lステンレス鋼(316LSS)の腐食特性を,水性酸メタノール溶液(0.05M H_2SO_4+2ppm HF+10M HCOOH+xM CH_3OH(x=0,3,6および9)溶液)下で70°Cで研究し,直接ギ酸燃料電池(DFAFCs)の種々のアノード操作条件をシミュレーションした。メタノール含有量が高いとき,316LSSバイポーラ板の動電位,定電位分極およびEIS試験はすべて優れた耐食性を示した。表面形態とグロー放電質量分析計(GDMS)は,316LSSバイポーラ板上の表面腐食が,メタノール濃度が上がると減速することを示した。これらの結果は,メタノールが,試験溶液中のプロトン伝導性を制限することにより,模擬DFAFCアノード操作条件における316LSSの腐食速度の遅延に役割を果たすことを示した。より高い含有量メタノール溶液中で試験した試料は,より平滑な腐食表面およびより薄い不動態化膜を持ち,それはより低い界面接触抵抗(ICR)値に寄与した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  接触抵抗 ,  電位 ,  *腐食 ,  *ステンレス鋼 ,  耐食性 ,  腐食速度 ,  *腐食抑制作用 ,  不動態皮膜 ,  アノード ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 表面形態 ,  *バイポーラ板 ,  腐食挙動 ,  定電位分極 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 腐食抑制 ,  メタノール ,  バイポーラ板 ,  直接ギ酸燃料電池

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 直接ギ酸燃料電池 ,  ステンレス鋼 ,  バイポーラ板 ,  メタノール ,  腐食抑制