抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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観察されたMICは,最初にアッセイに接種された細菌数に依存する可能性がある。この現象は接種効果(IE)と呼ばれ,β-ラクタマーゼ酵素を発現する菌株におけるβ-ラクタムで最も顕著である。臨床および研究所標準研究所(CLSI)推奨接種は,5×105CFU/mlであり,許容範囲は2×105~8×105CFU/mlであった。IE試験は,CLSI推奨接種物よりも100倍大きな接種物を用いて典型的に行われる。したがって,IEがCLSIガイドラインに従って行われた試験中のMICに影響を及ぼすかどうかは不明である。ここでは,インクジェット印刷技術を用いて,セフェピム,メロペネム,およびセフタジジム-アバクタムに対するIEを試験した。第1に,著者らは,インクジェット分散体積が,2倍(R2=0.99)または1.1倍(R2=0.98)連続希釈において,マイクロウェルに送達された細菌数とよく相関することを示した。次に,細菌細胞と抗生物質の直交滴定によりIEを定量した。セフェピム耐性および感受性用量依存株では,接種の2倍増加はMICの1.6log2倍増加をもたらした。カルバペネマーゼ産生株では,接種物の各2倍の減少は,メロペネムMICの1.26log2倍の減少をもたらした。CLSI許容接種範囲の下端で,34.8%のマイナーエラー率は,耐性株セットをテストするとき,メロペネムに対して観察された。セフタジム-ビバクタムは,かなりのIEを受けていなかった。著者らの結果は,IEが多剤耐性グラム陰性病原体におけるメロペネムとセフェピムに対して十分に顕著であり,標準実験室試験中のカテゴリー解釈に影響することを示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】