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J-GLOBAL ID:202002278698624669   整理番号:20A0009369

キナゾリノン誘導体BNUA-3はAHR-CYP1B1-Nrf2-Keap1経路を調節することによりSDラットにおける[NDEA+2-AAF]誘発肝発癌を改善する【JST・京大機械翻訳】

Quinazolinone derivative BNUA-3 ameliorated [NDEA+2-AAF]-induced liver carcinogenesis in SD rats by modulating AhR-CYP1B1-Nrf2-Keap1 pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 143-157  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0759A  ISSN: 0305-1870  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌予防と治療に関与する新規化学療法標的の1つと考えられるチトクロームP450 1B1は,プロ発癌物質の活性代謝産物への変換とも関連する。アリール炭化水素受容体(AhR)は広範囲の環境汚染物質に対する異なる生物学的応答を仲介し,CYP1B1を含むチトクロームP450酵素の転写活性化を引き起こし,癌の開始とその進行に重要な役割を果たす。一方,活性発癌性代謝産物と活性酸素種仲介ストレスは異なる分子シグナル伝達経路と遺伝子発現を変化させる。キナゾリン誘導体は,抗癌特性を含む多様な生物学的活性のために認識されている。本研究は,Sprague-Dawley(SD)ラットにおける肝細胞癌に対する合成キナゾリノン誘導体BNUA-3の化学療法有効性の評価のために設計された。SDラットにおけるN-ニトロソジエチルアミン+2-アセチルアミノフルオレン誘導部分肝切除肝臓癌において,BNUA-3(15,30mg/kg体重,28日間,i.p.)を投与することにより,詳細なin vivo分析を行った。これに続いて,異なるmRNAと蛋白質発現の形態学的評価,生化学的評価と分析を行った。結果は,肝臓の形態変化,脂質過酸化に対する保護効果,癌誘導後に破壊された肝臓組織における酵素的および非酵素的抗酸化剤レベルの効率的な回復におけるBNUA-3の効力を示した。また,本研究は,AhR,CYP1B1およびKeap1発現のダウンレギュレーションを,保護Nrf2,HO-1,NQO1およびGSTA1発現のその後の増強により示し,AhR1B1/Nrf2/Keap1経路を介した肝臓発癌の阻害におけるBNUA-3の化学療法効力を明らかにした。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  神経の基礎医学 

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