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J-GLOBAL ID:202002278712604045   整理番号:20A0775487

in vitroでのヒト水晶体αA-クリスタリンにおける部位特異的迅速脱アミド化と異性化【JST・京大機械翻訳】

Site-specific rapid deamidation and isomerization in human lens αA-crystallin in vitro
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 955-965  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2730A  ISSN: 0961-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,蛋白質におけるアスパラギン酸残基の異性化/ラセミ化が老化組織において増加することを示唆している。そのような残基の1つはレンズ特異的αA-クリスタリンにおけるAsp151である。多くの異性化/ラセミ化部位が種々の蛋白質において報告されているが,in vivoでの蛋白質におけるそれらの修飾をもたらす因子は不明のままである。従って,in vitro系は種々の条件下でAspの修飾機構を評価するために必要である。蛋白質におけるAsnのAspへの脱アミド化はAspの異性化/ラセミ化より急速に起こるが,反応は両経路において同じ中間体を通過する。ここでは,部位特異的変異誘発を用いることにより,ヒト水晶体αA-クリスタリンにおけるAsp151をAsnと置換した。組換え蛋白質を大腸菌で発現させ,種々の期間および異なるpH下での50°Cでのインキュベーション後のAsn151の脱アミド化/異性化/ラセミ化を調べた。培養後,突然変異体αA-クリスタリンを酵素消化し,続いて液体クロマトグラフィー-MS/MSを行い,Asn151含有ペプチドにおける修飾の比率を評価した。Asp151AsnαA-クリスタリン変異体は特異的Asp異性体の形成によりAspへの急速な脱アミド化を示した。特に,脱アミドは塩基性条件下で大きく増加した。対照的に,αA-クリスタリンとαB-クリスタリンのサブユニット間相互作用はAsn151の修飾にほとんど影響しなかった。著者らの知見は,Asp151AsnαA-クリスタリン変異体が,脱アミド化,異性化,およびラセミ化中間体を評価するための良好なin vitroモデル蛋白質を表すことを示唆する。さらに,in vitro結果はin vivoデータから異なる傾向を示し,in vivoでL-AspからD-Asp残基へのラセミ化を誘導する特異的因子の存在を意味した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  眼の基礎医学  ,  分子構造  ,  視覚 
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