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J-GLOBAL ID:202002278736198682   整理番号:20A1055064

FDG取り込みは乳癌免疫学的特徴を反映する:原発性乳癌におけるPD-L1発現とTILの程度【JST・京大機械翻訳】

FDG uptake reflects breast cancer immunological features: the PD-L1 expression and degree of TILs in primary breast cancer
著者 (24件):
資料名:
巻: 181  号:ページ: 331-338  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4122A  ISSN: 1573-7217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:高F18-フルオロデオキシグルコース(FDG)取り込みは,乳癌患者における予後不良の予測因子であることが報告されている。著者らは,プログラム細胞死-リガンド1(PD-L1),CD8,および腫瘍浸潤リンパ球(TILs)のデータを含むFDG取り込みと免疫学的因子の間の関係を調査した。方法:術前治療なしで手術を受けた97人の患者の乳癌組織を調べた。間質TILsのグレードは,乳癌における国際TILsワーキンググループの基準を用いて免疫組織化学的に評価した。PD-L1陽性とCD8陽性を免疫組織化学的に評価した。FDG取込みは標準化された取り込み値max(SUVmax)に基づいて評価された。SUVmaxとTILグレードの関係およびPD-L1とCD8の発現を調査した。結果:97名の患者のうち,41名(42.3%)は,受信者動作特性曲線により得られたSUVmaxカットオフ値3に基づき,原発腫瘍において高いSUVmaxを有した。PD-L1は17名の患者(17.5%)で陽性であった。著者らの分析は,大きな腫瘍サイズ,高い核グレード,高度のTILsおよびPD-L1の陽性発現が原発腫瘍における高いSUVmaxと有意に関連していることを明らかにした。SUVmaxとTILsの程度(r=0.428,p<0.001)とSUVmaxとPD-L1陽性の間に有意な相関があった(r=0.413,p<0.001)。高度のTILsを有するすべての症例は,高いCD8発現を示した。結論:著者らの結果は,FDG取り込みが乳癌患者におけるTILsとPD-L1発現を含む免疫学的特徴を予測する可能性があることを示す。さらなる研究は,乳癌における免疫チェックポイント療法のバイオマーカーとしてFDG-PETをさらに評価するために必要である。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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