抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:2型糖尿病(T2DM)患者合併慢性腎臓疾患(CKD)の異なる腎臓損傷段階におけるインシュリン抵抗性程度の変化を検討し、そのインシュリン抵抗性指数[Homa-IR(CP)]とシスタチンCとの関係を明らかにする。方法:2015年1月ー2019年6月、牡丹江心血管病病院糖尿病分院で入院し、T2DM合併CKDと診断された患者629例を選択した。患者の一般状況を収集し、また、当病院の検査科で各生化学的指標を測定した。得られたデータからHoma-IR(CP)およびeGFR値を計算した後、CKDグループ分け基準に従い、患者を5グループに分けた。015ml/(min・1.73m2)を1群,1530ml/(min・1.73m2)を二群,30-45ml/(min・1.73m2)を3群,4560ml(min・1.73m2)を4群,3群,4群6090ml/(min1.73m2)は5群であった。SPSSソフトウェアを統計分析に用いた。結果:(1)5つの群のBMI、空腹時Cペプチド、糖化ヘモグロビン、トリグリセリド、血清クレアチニン、シスタチンC及びHoma-IR(CP)は、各群の間に統計学的有意差があった(P<0.05)。(2)患者のHoma-IR(CP)は,eGFRと負の相関があった(r=-0.27,P=0.000)が,シスタチンCとは正の相関があった(r=0.29,P=0.000)。シスタチンCはeGFRと負の相関があった(r=-0.66,P=0.000)。(3)5つの群のHoma-IR(CP)を,2つの群の間で比較したところ,3つの群と4つの群の間に有意差があった(LSD-t=1.13,P=0.047)。結論:(1)T2DM患者合併CKDは腎臓機能の減退に伴い、インスリン抵抗性の程度が次第に悪化した。患者のeGFRが3045ml/(min・1.73m2)まで低下した時、そのインシュリン抵抗性程度は前段階に比べ加重が最も顕著であった。(2)患者のHoma-IR(CP)はeGFRと負の相関があったが、シスタチンCと正の相関を示した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】