抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低エステルペクチン(lowesterpectin,LEP)の添加により、NaClと協同して、全卵液ゲルの性質を改善した。新鮮な卵を原料とし、NaClの添加量(0.10%、0.15%)とLEPの添加量(0.10%、0.20%、0.30%)が全卵のゲル性質とミクロ構造に与える影響を研究し、その原因を物理化学的性質の変化に合わせて分析した。研究により、NaCl添加量が0.10%の時、NaClとLEPの複合添加は、全卵液のゲル性協同作用に対して最適作用を示した。NaClとLEPの添加は,負電荷を増加させ,蛋白質の可溶性凝集を促進し,全卵液のζ電位の絶対値,平均粒子サイズ,可溶性蛋白質含有量を有意に増加させた(P<0.05)。ゲル形成過程において、LEPと鶏卵タンパク質が産生する錯体は、三次元ネットワーク構造の緻密度を増強でき、同時に錯形成領域を形成し、いずれも自由水をロックするのに役立つ。レオロジーとゲル特性の測定結果から,全卵の弾性係数G’とゲル強度,保水力,および流動不能水含量がLEP添加量の増加に伴い増加し,NaClとLEPの添加量がそれぞれ0.10%と0.20%の時,全卵のゲル特性が最適であることを示した。硬度は1.01倍増加し,弾性と保水力はそれぞれ30.64%と16.48%増加し,流動水含量も1.50倍増加し,ゲル表面は豊富な繊維細孔を含んでいた。従って、NaClとLEPの複合添加により、より良いゲルテクスチャが得られ、全卵液の食品加工分野における応用に理論的根拠を提供した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】