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J-GLOBAL ID:202002278884100943   整理番号:20A0571703

特異的に分離されたBacillus paralicheniformis UBBL30株により生産された抗菌ペプチドの同定と特性化【JST・京大機械翻訳】

Identification and characterization of antimicrobial peptide produced by indigenously isolated Bacillus paralicheniformis UBBLi30 strain
著者 (4件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 112  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3974A  ISSN: 2190-5738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus paralicheniformis UBBLi30により生産された抗菌化合物は208nmでUVスペクトル吸収を示した。Fourier変換赤外(FTIR)により,疎水性アミノ酸(L-イソロイシン/L-ロイシン)(3068,2965及び2871cm-1)及びペプチド結合(1538,1667及び3312cm-1)に関連する脂肪族鎖の特性バンドを明らかにした。プロトン核磁気共鳴(1H NMR)は,芳香族アミノ酸(6.5~9.5ppm)とアルキルアミン(3~4ppm)のシグナルを示した。炭素(13C)NMRの結果は,芳香族,ニトロおよびアミド化合物に対するシグナルを示した。これに加えて,エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)において観察された質量フラグメント(1422.576[M+H]+,711.912[M+2H]2+および475.174[M+3H]~3+m/z)がポリペプチド抗生物質バシトラシンのフラグメントに良く配位していた。bacA遺伝子の存在は,バシトラシンの生産をさらに確認した。バシトラシンは,Micrococcus luteus,メチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA),S.aureus,Streptococcus pyogenesおよびPropionibacterium acnesのようなグラム陽性菌の範囲の増殖を阻害し,M.luteusおよびMRSAの生物膜形成を阻害した。さらに,このポリペプチドはM.luteusとMRSAのゼータ電位を低下させ,細菌表面への静電収着と濃度依存性細胞膜損傷を示した。これに加えて,ポリペプチドはプロテアーゼ(プロテイナーゼK,トリプシンおよびペプシン)の存在下で安定性を示し,pH(1,3,5,7,9および11)および100°Cまでの温度では,B.paralicheniformis UBBLi30は腐敗および病原性細菌の増殖を制御するためのバイオ保存剤として利用できる可能性がある。Copyright King Abdulaziz City for Science and Technology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  ,  有機化合物の各種分析 
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