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J-GLOBAL ID:202002279177481674   整理番号:20A0708511

安静状態の眼閉鎖脳波からの中等度外傷性脳損傷の検出【JST・京大機械翻訳】

Detection of Moderate Traumatic Brain Injury from Resting-State Eye-Closed Electroencephalography
著者 (7件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7694A  ISSN: 1687-5265  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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外傷性脳損傷(TBI)は,医学的注意が遅れているならば,重大な結果をもたらすことができる損傷の1つである。一般的に,コンピュータ断層撮影(CT)または磁気共鳴画像(MRI)の解析は,中等度のTBI患者の重症度を決定するために必要である。しかしながら,TBI患者数の増加により,CTスキャンまたはMRIスキャンをあらゆる可能性のある患者に使用することは,費用がかかるだけでなく,時間がかかる。そこで,本論文では,中等度TBI患者の重症度を検出する代替アプローチとして,コンピュータ知能を用いた脳波(EEG)を用いる可能性を検討した。EEG処置はCTまたはMRIよりはるかに安価である。EEGはCTやMRIと比較して高い空間分解能を持たないが,高い時間分解能を有する。従来の計算知能手法を用いたEEGからの中程度TBIの解析と予測は,通常,それらが複雑な前処理,特徴抽出,または信号の特徴選択を含むので面倒である。そこで,健常者と中等度TBI患者を自動的に分類するために畳込みニューラルネットワーク(CNN)を用いるアプローチを提案した。この計算知能システムへの入力は,前処理と特徴選択を行うことなく,静止状態の閉眼EEGである。用いたEEGデータセットには,15人の健常ボランティアと15人の中等度TBI患者が含まれており,それらはマレーシア,Kelantanの病院Universiti Sainsで取得されている。提案した方法の性能を4つの他の既存の方法と比較した。72.46%の平均分類精度で,提案方法は他の4つの方法より優れている。この結果は,提案した方法が,更なる診断と治療計画のための患者の選択のために,中等度TBIの予備スクリーニングとして使用される可能性を有することを示している。Copyright 2020 Chi Qin Lai et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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神経系の診断  ,  外傷一般  ,  外傷の診断 
引用文献 (46件):
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