抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:川崎病(KD)合併冠状動脈病変小児における心エコーと心筋酵素学指標の診断応用を検討する。方法:KD患児70例を治療し、冠状動脈病変を合併する患児をAグループに組み入れ、冠状動脈病変を合併しない患児をBグループに組み入れた。同時に、同時に入院した健康児童60例を対照群とした。3群の心筋酵素学的指標と心エコー検査を行った。3群の心エコー所見を分析し、3群の左心室駆出率(LVEF)、左心室拡張末期内径(LVEDD)及び拡張早期ピーク速度と拡張末期の比(Em/Am)を比較した。クレアチンキナーゼアイソザイム(CK-MB),乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)およびクレアチンキナーゼ(CK)のレベルを比較した。3群の異なる冠動脈病変の重症度患者の心筋酵素レベルの変化を比較した。結果;A群32例の患児のうち、30例(93.75%)の患児は冠状動脈拡張を発生し、その中に単純冠状動脈拡張22例(68.75%)、内膜肥厚4例(12.50%)、合併心膜液4例(12.50%)、合併僧帽弁逆流2例(6。25%)。A群のLVEF、Em/AmはB群より明らかに低く(P<0.05)、LVEDDレベルはB群より明らかに高かった(P<0.05)。A群のCK-MB,LDHおよびCKレベルは,B群および対照群より有意に高かった(P<0.05)。CK-MB,LDHとCKの水準は,B群(P>0.05)とB群(P>0.05)の間で有意差がなかった。異なる冠動脈病変の重症度を有する小児において,CK-MBレベルにおける統計的有意差が認められた(P<0.05)が,LDHとCKレベルの間に有意差はみられなかった(P>0.05)。結論:心エコー検査と心筋酵素学指標はいずれも小児川崎病合併冠状動脈病変の敏感な指標であり、その中に心エコーは患児の冠状動脈血管拡張情況を明らかに示し、CK-MBは異なる冠状動脈病変の重症度の評価にもっと良い敏感性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】