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J-GLOBAL ID：202002279391164969   整理番号：20A2582255

ヒトにおける心血管疾患バイオマーカーと食事性植物ステロールの関連【JST・京大機械翻訳】

Association of Dietary Phytosterols with Cardiovascular Disease Biomarkers in Humans

著者 (2件)： Kaur Ramandeep (Department of Food and Human Nutritional Sciences, Richardson Centre for Functional Food and Nutraceuticals, University of Manitoba, R3T 2N2, 196 Innovation Drive, Winnipeg, MB, Canada) ,  Myrie Semone B. (Department of Food and Human Nutritional Sciences, Richardson Centre for Functional Food and Nutraceuticals, University of Manitoba, R3T 2N2, 196 Innovation Drive, Winnipeg, MB, Canada)
資料名： Lipids  (Lipids)
巻： 55  号： 6  ページ： 569-584  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0873A  ISSN： 0024-4201  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心血管疾患(CVD)は世界的に死亡の主要な原因である。血清総コレステロール(TC)と低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C)濃度の上昇は,CVDのリスクに寄与する主要な脂質バイオマーカーである。コレステロール低下能力によく知られているフィトステロールは植物ベース食品で自然に見出され,植物ステロールと植物スタノール類に分類できる非栄養化合物である。多くの臨床試験は,1日あたり2gのフィトステロールが8~10%のLDL-C低下有効性範囲を有することを示した。また,いくつかの観察研究は植物ステロールとLDL-C還元の間の逆相関を示した。フィトステロールのコレステロール低下有益な効果を超えて,シトステロール血症患者における冠状動脈疾患や早期アテローム性動脈硬化症などのCVDリスク事象とフィトステロールの関連も報告されている。さらに,循環植物ステロールと動脈剛性バイオマーカーのような血管健康バイオマーカーとの関連を決定する需要が高まっている。したがって,本レビューの目的は,食事フィトステロール摂取と血清脂質バイオマーカーの間の関係,および血管健康バイオマーカーに対する循環植物ステロールレベルの影響を検討する現在のデータをレビューすることによって,CVDリスク予防のためのフィトステロールの能力を調べることである。血管機能に対するフィトステロールの影響を検討する臨床研究は,血管健康に対するマイナーではあるが有益な植物ステロール効果を示す。前述の血管健康バイオマーカーは脈波速度,増強指数および動脈血圧である。現在のレビューは,食事フィトステロールとCVDリスクバイオマーカーとの会合の間に存在する研究ギャップに対処するのに役立つであろう。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食品 ,  *血管 ,  血清 ,  ヒト ,  *心血管疾患 ,  臨床試験 ,  *植物ステロール ,  冠動脈疾患 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  *バイオマーカー ,  LDLコレステロール ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： 血清総コレステロール ,  植物スタノール ,  臨床研究 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 心血管疾患 ,  コレステロール ,  低密度リポ蛋白質 ,  植物ステロール ,  血管の健康

分類 (1件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  心血管疾患 ,  バイオマーカー ,  食事 ,  植物ステロール