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J-GLOBAL ID：202002279459238662   整理番号：20A1000984

路線網形状を考慮したバス・デマンド型交通併用効果の分析

Evaluation of Effectiveness by Combining of Bus and Demand Responsive Transit Service Focusing Bus Route Network Configuration

著者 (2件)： 長谷川大輔 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  鈴木勉 (筑波大 システム情報系)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 27  号： 1  ページ： 1-11  発行年： 2019年06月30日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,バスサービスがデマンド型交通(DRT)と組み合わされる効果に与える影響を提示することを目的とした。出発地-目的地(OD)の獲得フロー量を最大化し,バスが通過しないフローを運ぶDRTの車両台数と走行距離を計算し,バス路線網設計のための4種の混合整数路線問題を提示した。ODフローは人口と施設分布によって推定される。3つの事例研究を通して,バスとDRTの組合せが需要分布の線形集中により経済的に有利であることを観察した。さらに,DRTシステムは環境指標と,バスサービスによって生じるアクセス行動が健康に寄与する,という利点を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： バス輸送 ,  路線 ,  *路線バス ,  *道路交通 ,  *都市交通 ,  公共輸送 ,  輸送網 ,  複合輸送システム ,  環境影響 ,  健康管理 ,  都市施設 ,  公共施設 ,  輸送効率
準シソーラス用語： *デマンド型交通 ,  バス路線 ,  公共交通

分類 (1件)： 都市交通  (TA01020W)

引用文献 (17件)：

• 河内健・赤星健太郎・内田智昭・坂井猛・吉武哲信・大森洋子・辰巳浩・谷口守・出口敦 (2016). 集約型の都市づくりの実現に向けた公共交通軸の設定方法に関する研究.「都市計画論文集」, 51(3), 1109-1116.
• 栗田治 (2013).『都市と地域の数理モデル:都市解析における数学的方法』. 共立出版, 110-132.
• 久保幹雄・村松正和 (2012).『あたらしい数理最適化: Python言語とGurobiで解く』. 近代科学社, 110-132.
• 国土交通省 (2018). H30国土交通省・自動車燃費一覧.
• 高村大也・奥村学 (2008). 最大被覆問題とその変種による文書要約モデル.「人工知能学会論文誌」, 23(6), 505-513.

タイトルに関連する用語 (5件)： 路線 ,  バス ,  デマンド型交通 ,  併用効果 ,  分析