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J-GLOBAL ID:202002279459737560   整理番号:20A0077166

pH依存性蛋白質-蛋白質相互作用を制御するためのヒスチジン媒介分子内静電反発【JST・京大機械翻訳】

Histidine-Mediated Intramolecular Electrostatic Repulsion for Controlling pH-Dependent Protein-Protein Interaction
著者 (7件):
資料名:
巻: 14  号: 12  ページ: 2729-2736  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5037A  ISSN: 1554-8937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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環境トリガーにより制御できる蛋白質-蛋白質相互作用は,種々の生物学的および工業的応用において大きな可能性を有する。本研究では,構造誘導ヒスチジン置換法により分子内静電反発を用いるpH依存性蛋白質-蛋白質相互作用を設計することを目的とした。免疫グロブリンGに対する親和性リガンドであるStreptoコッカス蛋白質Gに対するこの戦略を実施し,単一点突然変異でも,その構造安定性またはその自然結合機能に悪影響を及ぼすことなく,結合相互作用のpH感受性を効果的に改善することを示した。環境のpHに依存して,蛋白質-蛋白質相互作用は置換ヒスチジンとその隣接する正に荷電した残基間の静電反発により破壊された。構造的に,置換ヒスチジン残基は,免疫グロブリンGと水素結合を形成するリジン残基に隣接して位置した。熱力学的に,導入された静電反発力は酸性条件下での結合の発熱熱の顕著な損失に反映されたが,エンタルピー-エントロピー補償はpH感受性の改善を部分的に抑制した。このように,操作されたpH感受性蛋白質Gは,穏やかな酸性条件下で抗体の精製を可能にした。この分子内設計は従来の蛋白質-蛋白質界面設計と組み合わせることができる。さらに,ここで提案した方法は,pH依存性分子相互作用の最適化のための付加的な設計基準を提供する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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