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J-GLOBAL ID:202002279466918897   整理番号:20A2759581

バイオインフォマティクス解析による結腸直腸癌の転移に影響する新規バイオマーカーの同定とqRT-PCRによる検証【JST・京大機械翻訳】

Identification of novel biomarkers affecting the metastasis of colorectal cancer through bioinformatics analysis and validation through qRT-PCR
著者 (12件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-12  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍進行と遠隔転移は結腸直腸癌(CRC)患者における死亡の主な原因であり,CRC転移における分子機構は完全には発見されていない。癌ゲノムアトラス(TCGA)データベースからCRCの差次的発現遺伝子(DEG)とlncRNA(DELs)を同定した。次に,CRC転移に関連する共発現モジュールを調査するために,加重遺伝子共発現ネットワーク分析(WGCNA)を行った。遺伝子オントロジー(GO),遺伝子およびゲノム(KEGG)経路分析,DEG-DEL共発現ネットワークおよび有意なモジュールの生存分析も行った。最後に,選択したバイオマーカーの発現を,定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)によって細胞株において検証した。2032のDEGと487のDELsはWGCNAネットワークの構築に関与し,緑黄色,tur石,および褐色モジュールがCRC転移とより有意な相関を持つと同定された。これら3つのモジュールのGOとKEGG経路分析は,DEGの機能が癌病因における多くの重要な過程に密接に関与することを証明した。DEG-DEL共発現ネットワークを通して,12のDEGと2つのDELをハブノードとみなした。さらに,生存分析は,30DEGがCRCの全生存と関連することを示した。次に,10の候補バイオマーカーを,検証のために選択し,CA2,CHP2,SULT1B1,MOGAT2およびC1orf115の発現を,正常ヒト結腸上皮細胞と比較して,CRC細胞株において有意に減少し,そしてそれは,差次的発現分析の結果と一致した。特に,SULT1B1,MOGAT2およびC1orf115の低い発現は,CRCのより不良な生存と密接に相関した。本研究はCRCの転移に影響する新しいバイオマーカーとして5つの遺伝子を同定した。さらに,SULT1B1,MOGAT2およびC1orf115は,CRC患者の予後に関与する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 
引用文献 (40件):

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