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J-GLOBAL ID：202002279483306873   整理番号：20A0474871

冷原子および核系におけるBCS-becクロスオーバ【JST・京大機械翻訳】

BCS-BEC crossover in cold atomic and in nuclear systems

著者 (3件)： Ohashi Y. (Department of Physics, Keio University, Hiyoshi, Yokohama, 223-8522, Japan) ,  Tajima H. (Quantum Hadron Physics Laboratory, RIKEN Nishina Center, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  van Wyk P. (Department of Physics, Keio University, Hiyoshi, Yokohama, 223-8522, Japan)
資料名： Progress in Particle and Nuclear Physics  (Progress in Particle and Nuclear Physics)
巻： 111  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0158C  ISSN： 0146-6410  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中性子星の低密度地殻領域における超低温Fermi原子気体と中性子超流体において議論されたBCS(Bardeen-Cooper-Schrieffer)-BEC(Bose-Einstein凝縮)クロスオーバ現象をレビューした。本論文の目的は,これら二つの非常に異なる原子および核系が,この量子多体現象の観点から互いに密接に関係していることを示すことである。Feshbach共鳴と呼ばれる新しいペアリング機構を用いることにより,前者の原子系においてBCS-BECクロスオーバがどのように実現されるかを説明した。このクロスオーバ現象に対する簡単な説明を示し,全体のBCS-BECクロスオーバ領域をカバーできる詳細な微視的理論を示した。後者では,通常のBCS理論は,T=0でBCS-BECクロスオーバを記述する能力を既に持っていることを指摘した。しかし,有限温度T>0では,この平均場理論を超える必要がある。BCS-BECクロスオーバ現象の一般的な側面に加えて,各原子ガスと中性子流体に特有の特別な話題を取り上げた。第一のものはFermi原子ガスの正常状態における擬ギャップ現象である。第二のものはs波中性子超流体における非ゼロ有効範囲の問題である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 中性子 ,  超低温 ,  Feshbach共鳴 ,  平均場近似 ,  擬ギャップ ,  強結合 ,  微視的理論 ,  中性子星 ,  地殻 ,  *超流動 ,  凝縮 ,  BCS理論
準シソーラス用語： 有限温度 ,  *クロスオーバー ,  *冷原子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： BCS-becクロスオーバ ,  超冷Fermiガス ,  Fermi超流体 ,  Bose-Einstein凝縮 ,  中性子星 ,  強結合現象

分類 (2件)： 統計力学一般,多体問題  (BA08010Q) ,  低温物理一般  (BL07010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 冷原子 ,  核 ,  BCS ,  クロスオーバ