文献
J-GLOBAL ID:202002279625827451   整理番号:20A2761893

マトリックス会合領域/足場付着領域:鼻咽頭上皮細胞において胆汁酸誘導アポトーシスにより仲介される染色体切断の位置を規定する重要なプレーヤー【JST・京大機械翻訳】

Matrix association region/scaffold attachment region: the crucial player in defining the positions of chromosome breaks mediated by bile acid-induced apoptosis in nasopharyngeal epithelial cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1-27  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7308A  ISSN: 1755-8794  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
慢性鼻副鼻腔炎(CRS)は鼻咽頭癌(NPC)の発症リスクを増加させることが見出されている。CRSは,鼻咽頭に達する可能性がある胃食道逆流(GOR)によって引き起こされる。還流,胆汁酸(BA)の主要な成分は発癌性と遺伝毒性であることが見出されている。BA誘導アポトーシスは様々な癌と関連している。我々は以前,BAが鼻咽頭上皮細胞におけるアポトーシスと遺伝子切断を誘導することを示した。染色体切断はアポトーシスと染色体再配列の初期に起こる。染色体切断はマトリックス会合領域/足場付着領域(MAR/SAR)を含む領域にクラスターする傾向があることが示唆された。この研究は,BAがMAR/SARで染色体切断を引き起こし,NPCで染色体異常を生じる仮説を立てた。本研究は,9p22がNPCの欠失ホットスポットであるので,9p22に位置するAF9遺伝子を標的にした。MAR/SAR予測ツールを用いて,AF9遺伝子において潜在的MAR/SAR部位を予測した。正常鼻咽頭上皮細胞(NP69)およびNPC細胞(TWO4)を中性および酸性pHでBAで処理した。逆PCR(IPCR)を用いて,SAR領域(MAR/SAR)と非SAR領域(MAR/SARを含まない)における染色体切断を同定した。AF9 SARと非SAR領域内の染色体ブレークポイントをマッピングするため,DNA配列決定を行った。AF9 SAR領域において,BA処理NP69とTWO4細胞の遺伝子切断頻度は,無処理対照のそれらより有意に高かった。AF9非SAR領域に関しては,切断頻度における有意差は,未処理とBA処理細胞の間で検出されなかった。SAR領域で検出されたいくつかのブレークポイントは,急性リンパ芽球性白血病(ALL)患者における混合系統白血病(MLL)遺伝子で移行することが報告されているAF9領域内にマッピングされた。本知見は,MAR/SARがBAにより誘導された染色体切断の位置を定義することに関与することを示唆する。ここでは,これらのBA誘導染色体切断とAF9クロマチン構造との関係を初めて明らかにした。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (128件):
  • Cancer Res; High resolution allelotype of microdissected primary nasopharyngeal carcinoma; KW Lo, PM Teo, AB Hui, KF To, YS Tsang, SY Chan; 60; 2000; 3348-3353; citation_id=CR1
  • BMC Med Genet; An in silico analysis of dynamic changes in microRNA expression profiles in stepwise development of nasopharyngeal carcinoma; Z Luo, L Zhang, Z Li, X Li, G Li, H Yu; 5; 2012; 3; citation_id=CR2
  • Cancer Epidemiol Biomark Prev; Environmental risk factors for nasopharyngeal carcinoma: a case-control study in northeastern Thailand; S Sriamporn, V Vatanasapt, P Pisani, S Yongchaiyudha, V Rungpitarangsri; 1; 1992; 345-348; citation_id=CR3
  • Int J Cancer; Epstein-Barr virus-specific IgA serum antibodies as an outstanding feature of nasopharyngeal carcinoma; G Henle, W Henle; 17; 1976; 1-7; 10.1002/ijc.2910170102; citation_id=CR4
  • Semin Cancer Biol; Epstein-Barr virus and nasopharyngeal carcinoma; N Raab-Traub; 3; 1992; 297-307; citation_id=CR5
もっと見る
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る