抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:医療環境における手洗いシンクは,医療病原体と抗生物質耐性微生物(ARO)のための貯水池である。ヘルスケア設定における手洗いシンク内のHCPとAROの分布を調べた。これを行うために,シンクタイプ(バイオ膜対プランクトン試料)間の試料間のAROの数の違いを,シンクタイプ(ヘルスケア労働者[HCW]対患者室シンク)と,同じ都市の病院の間で測定した。【方法】:Tap水,シンク表面,排水カバー,尾部管,p-トラップ水およびp-トラップサンプルを,2つの患者室シンクおよび2つのHCWシンクから,2つの急性期病院において11か月にわたり採取した。疑わしい病原体を選択培地(Pseudosel,Chromagar KPC,およびMacConkey 2mg/Lセフォタキシム)から単離し,MALDI-ToFにより同定した。CLSIガイドラインに従って,それらの抗生物質感受性を決定するために,ディスク拡散によりヘルスケア病原体であることが確認された。カルバペネム(メロペネムまたはエルタペネム)に感受性でない分離株を,カルバペネマーゼ産生を検出するために,修飾カルバペネム不活性化法によりさらに試験した。【結果】緑膿菌と腸内細菌科(Enterobacter spp,クレブシエラ属,およびシトロバクター属)は,最も頻繁に分離された病原体であった。これらの分離株(195の緑膿菌と42の腸内細菌科分離株)の中で,P.aeruginosaの28.5%と腸内細菌科の85.7%は,試験した抗生物質の1つまたはそれ以上に非感受性であった。カルバペネムに非感受性(237;19%)の分離株のうち,表現型カルバペネマーゼ産生を示さなかった。抵抗の他の機構は確認されていない。浮遊性(p-トラップ水)試料と比較して,生物膜試料から分離した非感受性HCPの割合(p-トラップとテール管)には有意差は無かった(P-トラップ水)試料(P>0.05,P.aeruginosaと腸内細菌科)。P.aeruginosaと腸内細菌科分離株(腸内細菌科で76.4対32.9%,緑膿菌で25.6対0.3%)の両方に対して,HCWシンク(P<0.05)より患者室シンクから耐性または中間分離株の大きな割合が回復した。採取した2つの病院間の非感受性分離株の割合に有意差は認められなかった(P>0.05)。結論:ヘルスケアシンクのこの調査は,それらがHCPとAROの貯水池であるとの以前の研究を支持する。本研究はさらに,これらの環境におけるシンク内のHCPとAROの分布を調べた。検討した2つの病院における所見は,HCWシンクよりも患者シンクにおけるAROのより高い割合を明らかにした。この知見は,患者室シンクにおける患者使用またはより大きな選択圧からのAROのより高い入力を示唆する。閉鎖:Lauren Franco,疾病管理と予防センター。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
