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J-GLOBAL ID:202002279732237243   整理番号:20A0477368

液体クロマトグラフィータンデム質量分析による4つの不安定な血液製剤中のジ(2-エチルヘキシル)フタラートとジイソノニルシクロヘキサン-1,2-ジカルボキシラートとそれらのモノエステル代謝産物の同時定量【JST・京大機械翻訳】

Simultaneous determination of di(2-ethylhexyl) phthalate and diisononylcyclohexane-1,2-dicarboxylate and their monoester metabolites in four labile blood products by liquid chromatography tandem mass spectrometry
著者 (13件):
資料名:
巻: 181  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジ(2-エチルヘキシル)フタラート(DEHP)は,PVC血液バッグのために主に使用される一般的な可塑剤である。医療機器から不安定血液製品(LBP)へのDEHPの移動は良く知られた状況である。DEHPは赤血球の貯蔵に対して有益な効果を有するが,その潜在的な再毒性効果(分類群1B)により毒性学的影響を持つことができる。2015年7月1日以来,フランスの法律は,小児,新生児および母性病棟においてDEHP可塑化PVCで作られたチューブの使用を禁止している。この供給は,薬物注入,透析,供給および血液バッグに使用される医療機器に対して数年以上にわたって拡大することができ,ジイソノニルシクロヘキサン-1,2-ジカルボキシラート(DINCH)のような代替可塑剤にDEHPを置き換えることができた。本論文において,液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LCMS/MS)法を開発し,4つの不安定血液生成物(LBP),全血(WB),赤血球濃縮物(RCC),血漿及び血小板濃縮物(PC)中のDEHP,DINCH及びそれらの対応するモノエステル代謝産物(MEHP及びMINCH)の定量について検証した。DEHPによるブランクLBPの強い汚染のために,作業環境における普遍的な存在のために,溶媒とガラスの汚染を避けるために注意を払ったが,トラップクロマトグラフィーカラムを,溶媒混合チャンバーとLCシステムの注入器の間に実装した。この装置は,環境汚染によってもたらされたDEHPに試料中に存在するDEHPを識別することを可能にした。最適条件において,すべての化合物を10分以内に分離した。検体は,液液抽出を用いてLBP試料から抽出した。最適化後,回収率は,検体とLBPの性質に依存して,47~96%の範囲であった。25nMの濃度で20%以上の中間精度のRSD値を示すDEHPを除いて,すべての精度結果(再現性と中間精度)は16%より低く,真の値は-16.2~19.8%の範囲であった。検証された方法を用いて,対応するPVC-血液バッグからのDEHPとDINCHの浸出性を研究し,それらの対応する代謝産物,MEHPとMINCHの濃度を全血,赤血球濃縮物,血漿と血小板濃縮物で測定した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬物の分析  ,  生物薬剤学(臨床)  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 

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