抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】網膜の中央静脈閉塞(CRVO)に起因する黄斑嚢様浮腫に対する硝子体内注射の効果を調査する。【方法】2017年1月から2019年8月まで,CRVOによる黄斑嚢様浮腫患者80例(92眼)を,対照群(40例,45眼)および観察群(40例,47眼)に無作為割付した。対照群には単純網膜光凝固を投与し、観察群は対照群の治療に基づき、硝子体内にトリアムシノロンアセトニドを注射し、両群の治療後12カ月以内の最適な矯正視力(BCVA)、黄斑中心窩網膜厚(CMT)と眼内圧(IOP)の変化を比較した。結果:(1)BCVA;観察グループと対照グループ患者の治療後1ケ月(55.60±4.22vs42.66±7.17)、3ケ月(66.62±4.35vs50.91±4.30)、6ケ月(62.39±4.83vs51.05±5.)。観察群のBCVAは,対照群に比して有意に高かった(P<0.05)。(2)CMT:観察群(381.60±79.62)μm対(652.74±90.55)μm,3カ月[(244.35±63.73)μm対(469.17±82.36)μm]。6カ月[(275.28±98.62)μmvs(488.36±74.32)μm]と12ケ月[(388±88.16)μmvs(513.95±101.27)μm]を比較すると、観察群のCMTは対照群より明らかに優れていた。統計的有意差が認められた(P<0.05)。(3)IOP:観察グループと対照グループの患者の治療後1ケ月[(1.75±0.30)kPavs(1.85±0.28)kPa]、3ケ月[(1.73±0.26)kPavs(1.83±0.26)kPa]、6ケ月[(1.72±0.26)kPavs(1.81±0.24)kPaと12ケ月[(1.72±0.20)kPavs(1.80±0.22)kPa]を比較すると、観察群のIOPは対照群より明らかに優れ、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:従来の光凝固治療に基づき、トリアムシノロンアセトニドの併用治療は黄斑嚢様水腫の吸収を加速し、患者の視力を迅速に高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】