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J-GLOBAL ID:202002279970492615   整理番号:20A0969596

液体水素冷却超電導応用エネルギー機器の開発

Research and Development of Liquid Hydrogen-Cooled Superconducting Energy Apparatus
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 44-52(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0846A  ISSN: 0389-2441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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液体水素(LH2)が重要なエネルギーキャリアの一つである水素ベースのエネルギーインフラストラクチャは,将来の炭素フリー社会の支援において最近開発されている。LH2冷エネルギーの有効利用は重要課題の1つである。著者らは,科学技術振興機構(JST)からの助成で水素冷却エネルギー装置を開発してきた。LH2は低沸点,高潜熱,高比熱及び低粘度特性を含む冷却に対して良好な物理的性質を有する。さらに,その低沸点(20.3K)は,YBCO,BSCCOおよびMgB2のような高臨界温度超伝導体の優れた電磁特性の観点から有利であり,多くの年にわたって開発されている。LH2冷却超伝導デバイスを設計するために,LH2の熱伝達特性を理解することは重要である。このため,強制流熱伝達の系統的な調査を行うために,LH2の熱水力実験システムなどの基本的な実験設備を設計,建設し,超伝導体または超伝導磁石の電磁特性を調査するための実験を設定し,そして,超伝導回転機用のLH2供給および排気試験システムを導入した。これらの施設を用いて,LH2冷却特性とLH2冷却超伝導体と超伝導磁石特性に関連する系統的実験を行い,そして,25以上の試験事象を通して,LH2を安全に扱うための運転経験を蓄積した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
超伝導磁石 
引用文献 (17件):
  • 1) 宮崎 淳,梶原昌高,岩下博信:「液化水素市場の現状とエネルギーとしての可能性」,水素エネルギーシステム 36(4) (2011)
  • 2) NEDO News Release:「水素専焼タービンの先導的研究開発等に着手」https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100596.html, 2016.07(2019.07.10 アクセス)
  • 3) 「川重が世界初,液化水素運搬の実証船建造へ」,日刊工業新聞2017 年7 月7 日
  • 4) 山下誠二ら:「水素液化貯蔵システムの開発」,エネルギー・資源学会論文誌 37(4) (2016) 1-8
  • 5) V. S. Vysotsky, et al.: “Energy transfer with hydrogen and superconductivity - The review of the first experimental results,” Physics Procedia 65 (2015) 299-302
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