文献

J-GLOBAL ID：202002280079071282   整理番号：20A1118824

化粧がもたらす心身機能への効果 感性評価に基づくふきとり化粧水の処方設計

Formulation design of exfoliating lotion based on sensibility evaluation

著者 (5件)： 浅井健史 (ナリス化粧品) ,  山崎陽一 (関西学院大 理工/感性価値創造インスティテュート) ,  谿雄祐 (関西学院大 理工/感性価値創造インスティテュート) ,  飛谷謙介 (関西学院大 理工/感性価値創造インスティテュート) ,  長田典子 (関西学院大 理工/感性価値創造インスティテュート)
資料名： Fragrance Journal  (Fragrance Journal)
巻： 48  号： 4  ページ： 49-54  発行年： 2020年04月15日 
JST資料番号： G0987B  ISSN： 0288-9803  CODEN： FUJAD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ユーザの“感性”にアピールする化粧品を提供し,感度評価に基づいて化粧品を開発した。研究課題として,ふきとり化粧水を選択した。この方法は,可視化した心理学的構造と測定した物理量とを相関させる。最初に,ユーザの心理学的構造をモデル化した結果として,ふきとり化粧水に由来する2つの因子,特にふきとり動作の時の触れた感じは,重要である可能性があることが示唆された。次に,触れた感じに関してはふきとり動作時の摩擦力との関係を調べた。動的摩擦係数を用いて,2つの因子を個々に評価することができなかった。しかし,それらは摩擦力から計算した振動特徴量を用いて独立して予測できることを見出した。これをふれた感じの予測指標として用いて,ふきとり時に優れた肌ざわりを持つふきとり化粧水を設計することが可能であり,これは過去には達成できなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *化粧水 ,  ローション ,  *評価 ,  因子分析 ,  物理的性質 ,  摩擦係数 ,  特性 ,  振動 ,  *感性
準シソーラス用語： *印象評価 ,  振動特性 ,  動摩擦係数

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化粧 ,  心身機能 ,  感性評価 ,  ふきとり ,  化粧水 ,  処方設計