文献
J-GLOBAL ID:202002280202597337   整理番号:20A2646278

絹フィブロイン表面からの親水性および双性イオンブラシ状重合体の制御ラジカル重合【JST・京大機械翻訳】

Controlled radical polymerization of hydrophilic and zwitterionic brush-like polymers from silk fibroin surfaces
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 45  ページ: 10392-10406  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bombyxモリン絹フィブロインは,調整可能な性質と生体適合性が,ドラッグデリバリー媒体,創傷被覆材,および組織工学足場などの応用の幅広い多様性において,その有用性をもたらす繊維状蛋白質である。蛋白質および細胞接着の制御は生体材料の性能に重要であるが,絹フィブロインはほとんど疎水性であり,細胞や蛋白質と非特異的に相互作用する。親水性ポリマーで官能化された絹は付着を減少させるが,低数の反応サイトは均一な共役を持続的に達成する。本研究は,分解性絹膜の表面からブラシ状ポリマーを成長させる新しい方法を示し,そこでは,膜をヒドロキシル基で濃縮し,開始剤で官能化し,最終的に原子移動ラジカル重合を用いてアクリレート単量体と反応させた。ヒドロキシル濃縮への2つの異なる経路,すなわち,エチレンオキシド(EO)との反応と2段階光触媒酸化反応を用いた他の経路を研究した。両経路は表面親水性を増加させ,非荷電(ポリエチレングリコール),PEGペンダント基または双性イオンペンダント基のいずれかを含む親水性単量体を表面から重合した。βシート構造を誘起する膜の初期処理は重合の成功に影響を与えることが分かった。EO改質または未修飾絹表面と比較して,酸化反応はよりポリマー共役をもたらし,表面はより均一であった。間葉幹細胞と蛋白質付着は酸化表面から成長したポリマーで最も低かった。PEG含有ブラシ様重合体は以前に報告された「グラフト」法を用いてPEGと結合した表面より低い蛋白質付着を示したが,双性イオン側鎖を含む重合体は最低の接触角と最低の細胞及び蛋白質付着を示した。この知見は,それらの永久双極子を介した双性イオンペンダント基の相互作用から生じ,PEGが時間とともに有効性を減少できる酸化損傷に影響されやすいので,重要な知見である。より低い細胞及び蛋白質付着を有するこれらの修飾絹材料は,ドラッグデリバリーインプラントのような表面周辺の拡散増強が必要なときの有用性を見出すことが期待される。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  固体デバイス製造技術一般 

前のページに戻る