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J-GLOBAL ID:202002280214747376   整理番号:20A0271945

フランスのカルスト水系における炭酸塩溶解とCO_2フラックスに対する地球温暖化と酸性大気沈降の影響:最近10年間の水文化学モニタリングからの証拠【JST・京大機械翻訳】

Global warming and acid atmospheric deposition impacts on carbonate dissolution and CO2 fluxes in French karst hydrosystems: Evidence from hydrochemical monitoring in recent decades
著者 (10件):
資料名:
巻: 270  ページ: 184-200  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遠隔地における表面水化学の長期変化は,地球温暖化や酸性大気汚染のようないくつかのプロセスを含む地球規模の変化に関連している。これらの累積因子は,大気CO2シンクに関連する表面水酸性化に対する地球温暖化効果の定量的解釈を制限する。炭酸塩風化による大気/土壌CO2取込に及ぼす地球温暖化の影響を定量的に推定するために,ここで提案したアプローチは土壌炭酸溶解(土壌/大気からのCO2取り込み量に等しい)から生じる水の[Ca+Mg]の割合を強い酸汚染から生じる割合から識別する。このアプローチをフランスにある5つのカルスト水システムに適用し,地域汚染源から遠く,数十年の水化学モニタリングを行った。酸堆積からの[Ca+Mg]は全[Ca+Mg]濃度の16~25%の間で表され,フラックスは大気沈降フラックスと正の相関を示した。この[Ca+Mg]増加は[Mg]の増加と関連し,酸汚染入力により駆動されることが分かった。炭酸の存在下で方解石と水を平衡させると[Ca+Mg]が溶液中に放出される。大気汚染からの強い酸の入力は,その溶解度が方解石のそれより低いので,より多くの磁気方解石溶解に寄与する。1980年代以来,酸性大気沈降の減少による[Ca+Mg]生産の減少は,地球温暖化と共に増加するCO2分圧(pCO2)に関連した[Ca+Mg]の増加を最小化した。H_2CO_3溶解からの[Ca+Mg]は,炭酸塩溶解度によって示唆されるように,空気温度の上昇とともに減少しないことが分かった。平均流に対して計算したH_2CO_3溶解からのCa+Mgの年間フラックスは,約0.061mol m2yr-1°C-1(±0.006)の空気温度で正の勾配を示した。低降雨域では,pCO_2は気温とともに増加し,降雨域よりも強かった。300Lm~-2yr-1の平均比排出量に対して,地球温暖化はCO2取込フラックスを約204μmol・L-(-1)°C~-1(観測されたフラックスの5.7%)増加させると推定される。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  水圏・生物圏の地球化学  ,  地球化学一般  ,  堆積学一般 

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