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J-GLOBAL ID：202002280344233032   整理番号：20A0596365

感情調節が将来の時間展望と幸福との関係を仲介する方法の検討:社会感情選択理論に対する反証【JST・京大機械翻訳】

Examination on how emotion regulation mediates the relationship between future time perspective and well-being: a counter-evidence to the socioemotional selectivity theory

著者 (2件)： Sakakibara Ryota (Department of Humanities, Faculty of Law, Economics and the Humanities, Kagoshima University, Kagoshima City, Kagoshima, Japan) ,  Ishii Yu (Graduate School of Education, The University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： European Journal of Ageing  (European Journal of Ageing)
巻： 17  号： 1  ページ： 21-30  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4340A  ISSN： 1613-9372  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究は,高齢者が年齢と共に身体的および認知的機能低下にもかかわらず,若い人々よりも高い幸福を維持していることを示している。この逆説的現象は,社会感情選択理論(SST)により説明され,その中で,限られた将来の時間展望(FTP)は,適応可能な感情規制の使用を通してより高い幸福をもたらす先行者である。しかし,SSTで想定される仲介過程を調べた経験的研究はほとんどない。さらに,SSTで最初に参照され,FTPからの異なる概念であると考えられている寿命(TLL)が,感情調節と幸福に関連するかどうかは不明である。そこで,本研究では,日本人成人1393人(年齢範囲20~89歳,M=54.23,SD=19.01)に応答する横断的アンケートを用いて,情動調節がFTP,TLL,および幸福の間の関係をどのように仲介するかを検討した。相関と仲介分析の結果は,SSTの仮定とは対照的に,限られた(拡張)FTPとTLLは,一般的に,適応性(適応性)感情規制の仲介を通して,より低い(より高い)幸福をもたらすことを示した。いくつかの方法論的限界があるが,これらの知見は,SSTにおいて想定されるFTP,TLL,および情動規制の間の関係が再考されるべきであり,TLLはFTPからの明確な変数と考えられるべきであることを意味する。Copyright Springer Nature B.V. 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 適応性 ,  アンケート ,  *逆理 ,  機能障害 ,  成人 ,  社会感情
準シソーラス用語： 日本人 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 将来の時間展望 ,  生命における時間左 ,  感情調節 ,  社会感情選択理論 ,  加齢

分類 (2件)： 老人医学  (GC09000X) ,  精神障害  (GR03000A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 感情調節 ,  展望 ,  仲介 ,  社会感情 ,  理論