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J-GLOBAL ID：202002280482280613   整理番号：20A0573407

分子ポラリトン形成による熱浴からのデカップリング【JST・京大機械翻訳】

Decoupling from a Thermal Bath via Molecular Polariton Formation

著者 (2件)： Takahashi Shota (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Japan) ,  Watanabe Kazuya (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Kyoto University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry Letters  (Journal of Physical Chemistry Letters)
巻： 11  号： 4  ページ： 1349-1356  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3687A  ISSN： 1948-7185  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子系と環境浴の間の結合は,人工/自然分子凝縮相の励起状態動力学において決定的な役割を果たす。凝縮物質中の系と熱浴の間の結合を制御することは一般的に困難であるが,強い光-物質結合は,励起子と光子間のコヒーレント相互作用が再組織化エネルギーを減少させるポーラロンデカップリング効果を用いてシステム-浴結合特性を制御することができる。ここでは,このポーラロンのデカップリングが,光学微小共振器に埋め込まれたテトラフェニルジベンゾペリanthene薄膜における電子エネルギーのゆらぎを強く減少させることを実証した。二次元電子分光法を用いて,低ポラリトン状態の周波数ゆらぎ相関関数を明らかにし,微小共振器内部の浴結合による動的不均一性が完全に消失することを示した。これは,空洞中の10~5分子以上の低いポラリトン状態の著しい非局在化に起因し,浴モードの有効結合強度を減少させた。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ポラリトン ,  光子 ,  再編成 ,  凝縮 ,  コヒーレント相互作用 ,  相関関数 ,  微小共振器 ,  二次元 ,  電子系 ,  ゆらぎ ,  *熱浴 ,  薄膜 ,  *デカップリング ,  励起子 ,  ポーラロン

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子 ,  ポラリトン ,  熱浴 ,  デカップリング