文献

J-GLOBAL ID：202002280539022829   整理番号：20A0428058

液-液界面は液体二成分混合物におけるマイクロスケール熱Marangoni対流を促進できる【JST・京大機械翻訳】

Liquid-Liquid Interface Can Promote Micro-Scale Thermal Marangoni Convection in Liquid Binary Mixtures

著者 (6件)： Aibara Issei (Department of Optical Science, University of Tokushima, Japan) ,  Katoh Tatsuki (Department of Optical Science, University of Tokushima, Japan) ,  Minamoto Chihiro (Department of Applied Chemistry and Biotechnology, NIT Niihama College, Ehime, Japan) ,  Uwada Takayuki (Department of Chemistry, Josai University, Japan) ,  Hashimoto Shuichi (Department of Optical Science, University of Tokushima, Japan) ,  Hashimoto Shuichi (Advanced Engineering Courses, NIT Gunma College, Gunma, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 124  号： 4  ページ： 2427-2438  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均一溶液が2つの共存液相に自然に脱混合する物理的遷移である液液相分離は,二成分系の熱力学における重要な話題であり,分離,ドラッグデリバリー,および蛋白質結晶化における応用を見出す可能性がある。ここでは,均一加熱に固有の実験的困難性を克服するために,金ナノ粒子の光熱加熱を用いてマイクロスケール温度勾配を適用した。ランダム核形成/成長ミクロドメインを避けることにより,正確な構造発達を強調することを目的とした。レーザ照射に応答して,水性2,6-ジメチルピリジン(ルチジン)とN-イソプロピルプロピオンアミド(NIPPA)の二成分混合物中に浸漬した単一金ナノ粒子は,光散乱信号により示されるように周囲液体の相転移に明らかに敏感であった:スペクトル赤方偏移と明スポット像。金ナノ粒子をカプセル化する局所相分離は,Raman分光法によって確認された有機物に富む液滴の即時の形成と成長をもたらした。顕著に,液滴は強い熱閉込めのため非平衡定常状態加熱条件下で安定であった。微小液滴成長は,高温金ナノ粒子の周りの新しく形成された液液界面により誘起された熱毛管流に起因した。トレーサ実験と数値シミュレーションに基づいて,高温領域への溶質の輸送がこの熱毛管流により駆動されると推論した。本研究は,マイクロスケール温度閉込めにより誘起された二成分混合物における相分離の理解を強化する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *界面 ,  光散乱 ,  高温 ,  二成分系 ,  *Marangoni対流 ,  溶質 ,  液滴 ,  液相 ,  ミクロドメイン ,  核形成 ,  相転移 ,  スペクトル ,  ドラッグデリバリーシステム ,  毛細管流動 ,  レーザ照射

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 液 ,  二成分混合物 ,  マイクロスケール ,  Marangoni対流 ,  促進