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J-GLOBAL ID：202002280747481967   整理番号：20A2534997

標準指標を超えた固有状態熱化仮説:小周波数でのランダム行列挙動の出現【JST・京大機械翻訳】

Eigenstate thermalization hypothesis beyond standard indicators: Emergence of random-matrix behavior at small frequencies

著者 (6件)： Richter Jonas (Department of Physics, University of Osnabrueck, Osnabrueck, Germany) ,  Dymarsky Anatoly (Moscow Institute of Physics and Technology, 9 Institutskiy pereulok, Dolgoprudny, Russia) ,  Dymarsky Anatoly (Skolkovo Institute of Science and Technology, Skolkovo Innovation Center, Moscow, Russia) ,  Dymarsky Anatoly (Department of Physics, University of Kentucky, Lexington, Kentucky, USA) ,  Steinigeweg Robin (Department of Physics, University of Osnabrueck, Osnabrueck, Germany) ,  Gemmer Jochen (Department of Physics, University of Osnabrueck, Osnabrueck, Germany)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 102  号： 4  ページ： 042127  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数値厳密対角化を用いて,2つの異なる非崩壊量子スピン鎖の固有基底における局所スピン演算子の行列要素を研究した。局所演算子がランダム行列としてどのように表現できるか,特に行列要素が非相関としてどの程度考慮できるかという疑問を強調した。主な結果として,固定エネルギー密度でのバンドサブマトリクスの固有値分布がマトリックス要素間の相関の敏感なプローブであることを示した。行列要素が固有状態熱化仮説のすべての標準指標と良く一致するスケールにおいて,固有値分布は元の演算子の明確な特徴を示し,行列要素間の相関を暗示した。さらに,はるかに小さいエネルギースケールにおいて,固有値分布は普遍的半円形状を仮定し,ランダム行列挙動への遷移を示し,特に行列要素が相関しないことを示した。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： プローブ ,  基底 ,  エネルギー密度 ,  *熱化 ,  *ランダム行列
準シソーラス用語： 行列要素 ,  固有値分布 ,  *固有状態 ,  厳密対角化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  統計力学一般,多体問題  (BA08010Q) ,  原子の電子構造  (BH02010V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 標準 ,  指標 ,  固有状態 ,  熱化 ,  仮説 ,  ランダム行列 ,  挙動