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J-GLOBAL ID:202002280765704763   整理番号:20A2517527

フェムト秒UVポンプ/MIRプローブ分光法とab initio非調和結合によるモデルシミュレーションからのアジド-コバルト(II)錯体の振動緩和動力学【JST・京大機械翻訳】

Vibrational Relaxation Dynamics of an Azido-Cobalt(II) Complex from Femtosecond UV-Pump/MIR-Probe Spectroscopy and Model Simulations with Ab Initio Anharmonic Couplings
著者 (6件):
資料名:
巻: 59  号: 20  ページ: 14629-14642  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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振動エネルギー緩和は遷移金属錯体の光制御反応性にとって極めて重要である。時間分解光学分光法において,それは,複雑なバンドシフトを伴う顕著なスペクトル再分布,従って,非指数関数的動力学をもたらし,その全ては,定量化するのが非常に困難である。ここでは,近紫外(UV)での超高速電荷移動励起に続く液体溶液中の五配位アジド-コバルト-(II)錯体の振動緩和動力学を研究した。錯体は光化学的に著しく安定であり,内部変換によりその四重電子基底状態に戻る実験時間分解能内で戻った。非断熱遷移は,全光子エネルギーを振動自由度の運動エネルギーに効果的に変換する。振動的に高度に励起された錯体のその後の緩和動力学を,アジド配位子の非対称伸縮領域におけるフェムト秒中赤外(MIR)分光法を用いて時間の関数としてモニターし,数十ピコ秒の時間スケールで生起した。錯体の振動冷却によるMIRスペクトルの動的発展は,二次振動摂動理論と組み合わせた密度汎関数理論からのab initio分子内立方/四次力場に依存する非調和結合モデルのフレームワーク内で定量的に理解できた。シミュレーションは,一次内部変換が,アジド配位子の低周波数曲げモードに過剰エネルギーを優先的に投棄するが,その高周波伸縮モードは,初期非断熱遷移によってほとんど影響されないことを示唆した。驚くべきことに,2つの曲げ振動は互いに独立して緩和するようであり,それぞれそれ自身の特徴的冷却時間を有する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第3族元素の錯体 

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