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J-GLOBAL ID：202002280767885707   整理番号：20A2522390

プロスルホカルブ回帰選抜に曝露されたLolium rigidum植物におけるトリフルラリン代謝抵抗性の損失【JST・京大機械翻訳】

Loss of trifluralin metabolic resistance in Lolium rigidum plants exposed to prosulfocarb recurrent selection

著者 (7件)： Busi Roberto (Australian Herbicide Resistance Initiative, School of Agriculture and Environment, University of Western Australia, Crawley, Western Australia, Australia) ,  Goggin Danica E (Australian Herbicide Resistance Initiative, School of Agriculture and Environment, University of Western Australia, Crawley, Western Australia, Australia) ,  Onofri Andrea (Department of Agricultural, Food and Environmental Sciences, University of Perugia, Perugia, Italy) ,  Boutsalis Peter (School of Agriculture, Food and Wine, University of Adelaide, Glen Osmond, South Australia, Australia) ,  Preston Christopher (School of Agriculture, Food and Wine, University of Adelaide, Glen Osmond, South Australia, Australia) ,  Powles Stephen B (Australian Herbicide Resistance Initiative, School of Agriculture and Environment, University of Western Australia, Crawley, Western Australia, Australia) ,  Beckie Hugh J (Australian Herbicide Resistance Initiative, School of Agriculture and Environment, University of Western Australia, Crawley, Western Australia, Australia)
資料名： Pest Management Science  (Pest Management Science)
巻： 76  号： 12  ページ： 3926-3934  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0146B  ISSN： 1526-498X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:Lolium rigidum(年間ライグラス)におけるジニトロアニリン除草剤トリフルラリンに対する耐性は,しばしば,除草剤を低毒性極性抱合体に代謝する増強能力および/またはα-チューブリンにおける機能的劣性標的部位変異により媒介される。結果:強化されたトリフルラリン代謝を有する2つのL.rigidum個体群において,耐性はチオカルバメート除草剤プロスルホカルブ(すなわち,植物生存が2から20倍低い)による再発選択によって大きく逆転した。トリフルラリンを代謝する能力は,反復プロスルホカルブ選択後に有意に(≒2.3倍)減少し,感受性植物で観察されるレベルに匹敵するレベル,またはトリフルラリン代謝が殺虫剤ホレート処理により阻害された。結論:本研究は,L.rigidumにおける効率的なトリフルラリン代謝を可能にする形質(s)が,プロスルホカルブ再発選択下で個体群からパージされるという証拠を提供する。in vitroでのトリフルラリン代謝のレベルとトリフルラリン代謝酵素(s)に対するホスホレート作用によるその阻害は,プロスルホカルブ選択による効果と同等であった。2つの現象間の仮定的リンクは,トリフルラリン代謝抵抗を与える推定モノオキシゲナーゼ(s)が,プロスルホカルブのその毒性スルホキシドへの活性化を仲介することである。したがって,代謝性除草剤活性化の欠如によるプロスルホカルブへの生存と除草剤代謝増強によるトリフルラリンへの生存は相互に排他的であると推測する。これらの知見は,L.rigidumにおける異なる除草剤耐性機構間の相互作用に関して新しい研究方向を開くだけでなく,圃場における代謝ベースの耐性の個体群動態の即時管理のための戦略も提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  *除草剤 ,  殺虫剤 ,  スルホキシド ,  劣性 ,  個体群 ,  ポピュレーションダイナミックス ,  モノオキシゲナーゼ ,  in vitro実験 ,  ドクムギ属 ,  芳香族アミン ,  芳香族ニトロ化合物 ,  有機フッ素化合物 ,  第三アミン ,  スルフィド ,  チオール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 代謝酵素 ,  *Lolium rigidum ,  除草剤耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 一年生ライグラス ,  チトクロームP450モノオキシゲナーゼ ,  除草剤耐性 ,  ホレート ,  プロスルホカルブ ,  トリフルラリン

分類 (1件)： 雑草に対する農薬  (FB06030F)

物質索引 (2件)： トリフルラリン ,  ホレート

タイトルに関連する用語 (8件)： プロスルホカルブ ,  曝露 ,  Lolium ,  植物 ,  トリフルラリン ,  代謝 ,  抵抗性 ,  損失