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J-GLOBAL ID:202002280818036125   整理番号:20A1267828

静脈内に送達された間葉系幹細胞は心筋虚血/再潅流障害後の微小血管閉塞形成を予防する【JST・京大機械翻訳】

Intravenously delivered mesenchymal stem cells prevent microvascular obstruction formation after myocardial ischemia/reperfusion injury
著者 (10件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 40  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0096A  ISSN: 0300-8428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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一次経皮的冠動脈インターベンション(pPCI)後の微小血管閉塞(MVO)は,急性心筋梗塞(AMI)患者における予後不良の独立危険因子として同定されている。虚血および再灌流(I/R)損傷により誘導される炎症反応は,MVOの主な機構の一つと考えられている。間充織幹細胞(MSCs)は心臓病において免疫調節効果を付与するユニークな間質細胞型である。本研究は,MSCsの即時静脈内送達がMVO形成を減弱させる潜在的治療法として使用できるかどうかを検討することを目的とした。心筋I/R損傷の心臓カテーテル誘発ブタモデルを確立し,同種移植MSCsを直ちに静脈内に送達した。梗塞領域,MVO,および心機能を測定するために,手術後2日目と7日目に心臓磁気共鳴(CMR)イメージングを行った。同種移植片MSCsを有するブタは,改善された左室駆出率(LVEF)と同様に,MVOおよび梗塞サイズの減少を示した。組織学的分析により,同種移植MSCsを有するブタの梗塞周辺領域における筋細胞面積,線維症,および炎症性細胞浸潤の減少が明らかになった。さらに,血清におけるインターロイキン-1β(IL-1β),インターロイキン-6(IL-6)およびC反応性蛋白質(CRP)の濃度は,対照群と比較して同種移植片MSC群で減少した。フローサイトメトリーは,同種移植MSCsを有するブタにおける末梢血および虚血性心臓組織におけるナチュラルキラー(NK)細胞の減少を示した。まとめると,心筋I/R損傷直後に移植された同種移植MSCsは,心筋におけるNK細胞数の減少を介してブタモデルにおけるMVO形成を減弱させることができる。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 

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