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J-GLOBAL ID:202002280834774226   整理番号:20A1395462

アロイMA956における加工熱処理によるミクロ組織の発達

Microstructure Development with Thermomechanical Processing in Alloy MA956
著者 (5件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 546-555(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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層状および不均一ミクロ組織からなるMA956板における,加工熱処理によるミクロ組織と集合組織の発達を,冷間圧延と焼なましの組合せを通して実施した。この合金はmass%で,20Cr,0.02C,4.8Al,0.4Ti,0.4Y<sub>2</sub>O<sub>3</sub>,および残部鉄を含んでいた。開始材料は熱間圧延したままで9.7mm厚であった。この熱間圧延したままの板を40%,60%,および80%の圧下率の冷間圧延を施し,その後,1000°C,1200°Cおよび1380°Cで焼なました。冷間圧延および焼なまし前後のミクロ組織と集合組織の発達の評価を,光学顕微鏡(LOM),Vickers硬さ試験,および電子後方散乱回折(EBSD)を用いて実施した。各領域において冷間圧延で局所的に導入されたミスオリエンテーションをKernel平均ミスオリエンテーション(KAM)マップによって評価した。熱間圧延したままの条件は,層状と薄く粗い延伸した結晶粒と{100}<011>集合組織を有する微細な結晶粒およびサブグレインからなる凝集領域を含んでいた。40%冷間圧延条件のミクロ組織は変形帯を含み,60%および80%冷間圧延条件も交差変形帯を有する高度に変形した領域を含んでいた。KAM角の大きさは初期ミクロ組織に依存し厚みと共に変化した。高いKAM角の領域において生じた再結晶は焼なましの後に濃密で,核形成サイトは微細に延伸した結晶粒域,変形帯,および高度に変形した領域であった。再結晶粒の形状とサイズは核形成サイトに依存して変化した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  熱処理技術 
引用文献 (21件):
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