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J-GLOBAL ID：202002281108941089   整理番号：20A1953145

黒コショウ種子のアルカロイド,ピペリンは,in silico分子ドッキング研究,デング熱およびエボラウイルスの抗ウイルス酵素を効果的に阻害する【JST・京大機械翻訳】

Piperine, an alkaloid of black pepper seeds can effectively inhibit the antiviral enzymes of Dengue and Ebola viruses, an in silico molecular docking study

著者 (2件)： Nag Anish (Department of Life Sciences, CHRIST (Deemed to be University), Bangalore, India) ,  Chowdhury Rajshree Roy (Department of Life Sciences, CHRIST (Deemed to be University), Bangalore, India)
資料名： Virus Disease  (Virus Disease)
巻： 31  号： 3  ページ： 308-315  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5016A  ISSN： 2347-3584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エボラとデングは,特にアジアとアフリカを含む地球の熱帯部分において,RNAウイルスによって引き起こされる重要な疾患であり,今まで,顕著な治療選択肢は利用できない。ここでは,計算ドッキングシミュレーションによる潜在的薬物としての黒コショウ(Piper nigrum L.)アルカロイドPiperineの有効性を評価する努力を行った。Piperineのin silicoドッキング標的として,デングとエボラウイルスの8つの構造的に必須な蛋白質を選択した。吸収,分布,代謝および排泄プロフィールは,Piperineが安全であり,有意な薬物様特性を有することを示した。分子動力学シミュレーションおよび結合自由エネルギー計算は,Piperineが市販の抗ウイルスリバビリンと比較して,エボラウイルスのDengueおよびVP35インターフェロン阻害ドメイン(PDB id 3FKE)のメチルトランスフェラーゼ(PDB id 1L9K)を阻害できることを示した。さらに,多変量およびクラスタリングアプローチに基づく統計解析は,Piperineがリバビリンよりもウイルス蛋白質に対して親和性が高いことを明らかにした。Copyright Indian Virological Society 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 計算機シミュレーション ,  *ドッキング ,  *アルカロイド ,  インターフェロン ,  クラスタ化 ,  RNAウイルス ,  ウイルスタンパク質 ,  メチルトランスフェラーゼ ,  熱帯 ,  親和性 ,  *デング熱 ,  窒素複素環化合物 ,  リボヌクレオシド ,  カルボアミド
準シソーラス用語： *エボラウイルス ,  *in silico ,  分子動力学シミュレーション ,  ドッキングシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 黒コショウ ,  ピペリン ,  in silicoドッキング ,  エボラ ,  デング熱

分類 (2件)： 抗ウイルス薬の基礎研究  (GW17040O) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： リバビリン

タイトルに関連する用語 (11件)： 黒コショウ ,  種子 ,  アルカロイド ,  ピペリン ,  分子ドッキング ,  研究 ,  デング熱 ,  エボラウイルス ,  ウイルス ,  酵素 ,  阻害