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J-GLOBAL ID：202002281155456873   整理番号：20A2729793

GGTA1およびCMAH二重ノックアウトブタに由来する足場は遺伝子編集ブタモデルにおける軽度炎症を誘発する【JST・京大機械翻訳】

Scaffold derived from GGTA1 and CMAH double knockout pigs elicits only slight inflammation in a gene-edited pig model

著者 (6件)： Yen Chon-Ho (Division of Animal Technology, Animal Technology Laboratories, Agricultural Technology Research Institute, No.1, Ln. 51, Dahu Rd., Xiangshan Dist., Hsinchu City 30093, Taiwan, ROC) ,  Tai Hao-Chih (Department of Surgery, National Taiwan University Hospital and College of Medicine, National Taiwan University, Taiwan, ROC) ,  Peng Su-Hei (Division of Animal Technology, Animal Technology Laboratories, Agricultural Technology Research Institute, No.1, Ln. 51, Dahu Rd., Xiangshan Dist., Hsinchu City 30093, Taiwan, ROC) ,  Yang Tien-Shuh (Division of Animal Technology, Animal Technology Laboratories, Agricultural Technology Research Institute, No.1, Ln. 51, Dahu Rd., Xiangshan Dist., Hsinchu City 30093, Taiwan, ROC) ,  Yang Tien-Shuh (Department of Biotechnology and Animal Science, National Ilan University, No.1, Sec. 1, Shennong Rd., Yilan City, Yilan County 26047, Taiwan, ROC) ,  Tu Ching-Fu (Division of Animal Technology, Animal Technology Laboratories, Agricultural Technology Research Institute, No.1, Ln. 51, Dahu Rd., Xiangshan Dist., Hsinchu City 30093, Taiwan, ROC)
資料名： Materialia  (Materialia)
巻： 14  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5058A  ISSN： 2589-1529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無細胞外マトリックス(ECM)は,臨床的副作用を引き起こすα-GalおよびN-グリコリルノイラミン酸(Neu5Gc)抗原を含む。α-Galおよび/またはNeu5Gc抗原を除去する遺伝子編集により,GGTA1/CMAH二重KO(dKO)およびCMAH KO(CMAHKO)を含む野生型(WT)またはノックアウト(KO)ブタのいずれかからブタ角膜および小腸サブ粘膜ECM(SIS-ECM)を調製した。SIS-ECMの品質は,残留DNA,グリコサミノグリカン含有量および組織学を評価することにより確認した。WT,CMAHKOおよびdKOブタからのSIS-ECMの組織病理学的およびIL-6応答の影響を,WTおよびdKOブタの背最長筋にSIS-ECMを移植することによって示したそれらと比較した。組織病理学的研究において,WTとdKO SIS-ECMをWTまたはdKOブタに同時に移植した。結果は,移植されたWTとdKO SIS-ECMの間に顆粒球浸潤を示したが,しかし,dKOブタに移植された場合,多核巨細胞はdKO SIS-ECMよりもWT周辺で有意に豊富であった。IL-6応答研究において,その濃度はdKO SIS-ECMよりもWT SIS-ECMにおいて有意に高かった;一方,dKOまたはCMAHKOブタにそれぞれ移植されたCMAHKOまたはWT SIS-ECMにおいて,中程度のレベルのIL-6が観察された。dKO SIS-ECMはわずかな炎症のみを誘発するので,α-GalとNeu5Gcを欠くdKOブタは生体適合SIS-ECMドナーとして,または生体医療機器に対するヒト型免疫応答試験のための動物モデルとして機能できると結論した。無細胞足場である異種移植由来足場は,SISおよび角膜-ECMを含むECMに存在するα-GalおよびNeu5Gc非蛋白質抗原の課題に遭遇する。枯渇したα-Galおよびヌル化Neu5Gcを有する遺伝子編集ブタは,生体材料製造のための組織の調達のための貴重な供給源であるかもしれない。この値は,これらのブタと野生型(WT)動物から調製されたSIS-ECMが,α-GalとNeu5Gcを欠く二重遺伝子ノックアウト(dKO)ブタモデルに移植された場合,病理組織学的にわずかな炎症のみを誘発する証拠によって示される。dKOブタから調製したECMは生体適合性のさらなる改善を提供し,これらの動物は生体材料または生物医学デバイスに関わらず,試験モデルとして,またGalと非Gal抗原免疫応答を正確に評価できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 動物 ,  DNA【核酸】 ,  *炎症 ,  抗原 ,  小腸 ,  タンパク質 ,  粘膜 ,  ヒト ,  副作用 ,  免疫反応 ,  異種移植 ,  野生型 ,  グリコサミノグリカン ,  インターロイキン6 ,  細胞外マトリックス

著者キーワード (6件)： SIS-ECM ,  遺伝子ノックアウト ,  ブタ ,  α-Gal ,  N-グリコリルノイラミン酸 ,  炎症

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  遺伝子操作  (EC02050B) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： ノックアウト ,  ブタ ,  足場 ,  遺伝子編集 ,  モデル ,  炎症 ,  誘発