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J-GLOBAL ID:202002281243681597   整理番号:20A1016541

疾患特異的IPSC由来の精製運動ニューロンのゲノムワイドトランスクリプトーム解析による脊髄球筋萎縮症におけるシナプス病理学の解明【JST・京大機械翻訳】

Unveiling synapse pathology in spinal bulbar muscular atrophy by genome-wide transcriptome analysis of purified motor neurons derived from disease specific iPSCs
著者 (25件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-15  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7335A  ISSN: 1756-6606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脊髄延髄筋萎縮症(SBMA)は,アンドロゲン受容体(AR)遺伝子における異常CAG反復拡張により引き起こされる成人発症,緩徐進行性運動ニューロン疾患である。リガンド(テストステロン)依存性変異体AR凝集はトランスジェニックマウスモデル及びin vitro細胞培養モデルの解析により運動ニューロン変性において重要な役割を果たすことが示されているが,モデルマウスとSBMA患者間の相違のために基礎疾患機構は完全に解明されていない。したがって,SBMA患者の病理をより正確に再現する新規ヒト疾患モデルは,より正確な病態生理学的分析と新規治療法の開発に必要である。ここでは,4人のSBMA患者から疾患特異的iPSCを確立し,それらを脊髄運動ニューロンに分化させた。運動ニューロン特異的病理学を研究するため,著者らは,運動ニューロン特異的レポーター,HB9e438::Venusに基づくフローサイトメトリーと細胞選別を用いてiPSC由来運動ニューロンを精製し,RNA配列によりゲノムワイドトランスクリプトーム解析を行った。結果は,SBMAにおけるシナプス,epiティクスおよび小胞体(ER)に関連する病理の関与を明らかにした。特に,神経筋接合部(NMJ)形成とアセチルコリン受容体(ACh)クラスタ化に関連することが知られているSBMA患者由来の運動ニューロンにおけるSynaptotagmin,R-スポンジン2(Rspo2)およびWNTリガンドの有意なアップレギュレーションを介した神経筋シナプスの関与を示した。神経筋シナプスにおけるこれらの異常な遺伝子発現は,SBMAに対する新しい治療標的を示す可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  神経系の疾患 
引用文献 (64件):

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