抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ドジョウに関する最新の分類体系,人とのかかわり,その生態的特徴と今後の保全対策についての解説。
・日本のドジョウは,長い間,ただ1種と考えられてきたが,近年の系統発生学的研究によって,在来種が4種類,外来種が2種類の合計6種類が日本に分布していると判明。
・ドジョウの本来の生息地は氾濫原湿地であるが,日本では,水田生物の代表格となっており,文化的にも日本人とのかかわりは古くて深いことが明白。
・ドジョウは,水質汚濁,農地の近代化,外来系統の定着によって減少し,絶滅危惧種に移行する可能性もあることから,今後,ドジョウの保全は極めて重要。