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J-GLOBAL ID：202002281620200169   整理番号：20A1230831

衝撃波管の着火研究への応用

Application of Shock Tube to Ignition Research

著者 (1件)： 高橋和夫 (上智大学理工学部)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 62  号： 199  ページ： 10-23(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 衝撃波管は,可燃性燃料混合物を瞬間的に高温と高圧に加熱することができるので,長い間,着火研究に利用されてきた。近年,衝撃波管研究は,装置の改良と新しい実験技術により,高温着火だけでなく低温着火も観察できるので注目を集めている。その結果,ガソリンエンジンのノック現象やHCCI燃焼などの内燃機関の諸問題を解決するための有効なツールとなった。本論文では,低温着火を観察することができる高圧衝撃波管を紹介し,2007年以来得られた著者らの着火研究のいくつかの結果を報告した。将来の衝撃波管研究を支援するために,高圧衝撃波管の問題とそれらの最新の解決策についても言及した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *燃焼試験 ,  *衝撃波管 ,  技術展望 ,  自己着火 ,  着火遅れ ,  圧縮点火機関 ,  ガソリン機関 ,  技術進歩 ,  燃焼特性

著者キーワード (10件)： 高圧衝撃波管 ,  着火 ,  低温酸化 ,  ノッキング ,  HCCI燃焼 ,  高圧衝撃波管 ,  着火 ,  低温酸化 ,  ノッキング ,  HCCI燃焼

分類 (3件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  内燃機関一般  (PB02010R) ,  反応装置  (XE01030X)

引用文献 (26件)：

• 1. Takahashi, K., Inomata, T., Moriwaki, T., Okazaki, S., Bull. Chem. Soc. Jpn. 61: 3307-3313 (1988).
• 2. Takahashi, K., Inomata, T., Moriwaki, T., Okazaki, S., Bull. Chem. Soc. Jpn. 62: 636-638 (1989).
• 3. Takahashi, K., Inomata, T., Moriwaki, T., Okazaki, S., Bull. Chem. Soc. Jpn. 62: 2138-2145 (1989).
• 4. Takahashi, K., Inomata, T., Jinno, H., Bull. Chem. Soc. Jpn. 66: 3503-3505 (1993).
• 5. Frenklach, M., Wang, H., Goldenberg, M., Smith, G. P., Golden, D. M., Bowman, C. T., Hanson, R. K., Gardiner, W. C., Lissianski, V., GRI Mech 1.2, Gas Research Institute Topical Report No. GRI-95/0058 (1995).

タイトルに関連する用語 (4件)： 衝撃波管 ,  着火 ,  研究 ,  応用