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J-GLOBAL ID：202002281738364663   整理番号：20A0804633

2019年に多発したトビイロウンカによる被害状況とその要因

Main Factors Affecting Outbreak of the Brown Planthopper in 2019 in Japan

著者 (1件)： 真田幸代 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 74  号： 4  ページ： 231-235  発行年： 2020年04月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2019年に多発したトビイロウンカによる被害状況とその要因に関する解説。
・愛知県以西の各県ではトビイロウンカの発生に関する注意報や警報が発令され,九州各県での水稲の作況指数が不良。
・本害虫の多発要因として,飛来源である中国南部における多発,九州地域への初飛来日が早く多数回飛来,飛来地が中部地方にも及んだこと,および栽培後期における高温などの気象条件が重なったためと推定。
・育苗箱用であるイミダクロプリドを含むネオニコチノイド類や本田用であるブプロフェジンに対するトビイロウンカの感受性低下も重要な要因と推定。

シソーラス用語： *トビイロウンカ ,  *水稲 ,  植物被害 ,  害虫 ,  九州地方 ,  西日本 ,  飛翔 ,  中国南部 ,  気象条件 ,  気温 ,  ネオニコチノイド系殺虫剤 ,  農薬耐性 ,  損害 ,  指数 ,  発生 ,  栽培 ,  園芸用品 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン ,  芳香族化合物 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： 育苗箱 ,  害虫被害 ,  収穫指数 ,  水稲栽培 ,  大量発生

分類 (3件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  稲作  (FC03020C) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (2件)： イミダクロプリド ,  ブプロフェジン

引用文献 (13件)：

• FUJII,T. et al.(2020): Pest Manag. Sci. 76:480-486.
• 近藤知弥ら(2014):九病虫研会報 60:111-112.
• 松村正哉(2005):農業および園芸 80:563-568.
• 松村正哉(2014):日本農薬学会誌 39:41-47.
• 松村正哉・真田幸代(2014):植物防疫 68:336-340.

タイトルに関連する用語 (4件)： トビイロウンカ ,  被害 ,  状況 ,  要因