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J-GLOBAL ID：202002281871479378   整理番号：20A0703965

次世代電池技術の進展を探る 二次電池用新規電解液の開発状況と展望

著者 (4件)： 山田裕貴 (東大 大学院工学系研究科) ,  山田裕貴 (京大 触媒・電池元素戦略研究拠点) ,  山田淳夫 (東大 大学院工学系研究科) ,  山田淳夫 (京大 触媒・電池元素戦略研究拠点)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 68  号： 4  ページ： 24-29  発行年： 2020年04月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・濃度1M程度から3M以上の塩を溶解させた高濃度電解液を中心とした新規電解液の開発状況と,それに基づく革新的二次電池の可能性につき紹介。
・高濃度化により全ての溶媒分子がLi⁺に配位し未配位溶媒が消滅,対アニオンによる配位つまりイオン会合という局所配位状態の形成が特徴。
・この溶液構造によりLi塩対アニオンの不働態皮膜形成への還元側と酸化側双方の電位窓拡張効果,未配位溶媒消滅に伴う正極集電体Alの腐食抑制効果が発現。
・高濃度電解液による二次電池革新として充放電高速化,高電圧化,高容量化と有機電解液の難燃化と水系電解液の電位窓拡張という高安全化の効果を解説。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電解液 ,  *濃度 ,  溶媒 ,  リチウム化合物 ,  金属イオン ,  電子配置 ,  アニオン ,  イオン会合 ,  不動態化 ,  電位 ,  電気化学 ,  腐食抑制作用 ,  充放電サイクル ,  電極材料 ,  濃度依存性 ,  難燃性 ,  モル濃度 ,  リチウムイオン ,  *高濃度 ,  集電体 ,  電位窓 ,  改変 ,  抑制 ,  作用

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 次世代 ,  電池 ,  進展 ,  二次電池 ,  電解液 ,  開発 ,  状況 ,  展望