文献

J-GLOBAL ID：202002281893132772   整理番号：20A2593208

LPSによる腹腔マクロファージの炎症反応に対するアリシンの抑制作用と機序【JST・京大機械翻訳】

Inhibitory Effects and Mechanism of Allicin on LPS-induced Inflammatory Response in Mouse Peritoneal Macrophages

著者 (4件)： Li Hongyang (錦州医科大学食品科学与工程学院,遼寧錦州121000) ,  Li Jingshuang (錦州医科大学畜牧獣医学院,遼寧錦州121000) ,  Gao Quanqi (錦州医科大学食品科学与工程学院,遼寧錦州121000) ,  Yu Yang (錦州医科大学食品科学与工程学院,遼寧錦州121000)
資料名： Shipin Gongye Keji  (Shipin Gongye Keji)
巻： 41  号： 18  ページ： 308-313,323  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2152A  ISSN： 1002-0306  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】リポ多糖類(LPS)によって誘発された腹腔マクロファージの炎症反応に及ぼすアリシンの抑制効果と機構を調査する。方法;LPSによるマウス腹腔マクロファージの炎症反応細胞モデルを確立し、デキサメタゾンと異なる濃度のアリシンで処理し、MTT法で細胞生存率を測定し、ニュートラルレッド貪食実験にて食作用能力を測定した。一酸化窒素(NO)とIL-6の分泌をGriess法で測定し,シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2),一酸化窒素シンターゼ(iNOS),およびIL-6のmRNA発現をqPCRで測定した。COX-2,iNOSとIL-6の蛋白質発現とNF-κBp65とリン酸化産物の相対的発現は,ウエスタンブロット法によって検出した。結果;アリシン濃度が40160μg/mLの範囲で腹腔マクロファージに細胞毒性はなかった。LPS群と比較して,アリシン処理群は腹腔マクロファージの食作用能を促進でき,COX-2活性,NOおよびIL-6分泌を有意に抑制し,COX-2およびIL-6の発現を有意に阻害した(P<0.05)。NF-κBp65シグナル伝達経路のリン酸化は,iNOSとIL-6mRNAと蛋白質の相対的発現によって有意に阻害された(P<0.01)。【結論】アリシンは,LPSによって誘発した腹腔マクロファージの炎症反応を有意に抑制し,NF-κBシグナル伝達経路の活性化を阻害する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食作用 ,  リポ多糖類 ,  リン酸化 ,  一酸化窒素 ,  *腹腔マクロファージ ,  シクロオキシゲナーゼ ,  インターロイキン6 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  ウェスタンブロット法 ,  NFκB ,  定量的PCR法 ,  ステロイド ,  ステロイドホルモン ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 一酸化窒素シンターゼII ,  *炎症反応 ,  mRNA発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品工業一般  (FJ02010F)

物質索引 (1件)： デキサメタゾン

タイトルに関連する用語 (5件)： LPS ,  腹腔マクロファージ ,  炎症反応 ,  アリ ,  抑制作用