文献
J-GLOBAL ID:202002281920639628   整理番号:20A1443105

NMO-IgG-血清陽性視神経脊髄炎スペクトル障害に対するアザチオプリンへの追加療法としての静脈内免疫グロブリンの有益な効果【JST・京大機械翻訳】

Beneficial effects of intravenous immunoglobulin as an add-on therapy to azathioprine for NMO-IgG-seropositive neuromyelitis optica spectrum disorders
著者 (7件):
資料名:
巻: 42  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3397A  ISSN: 2211-0348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)における静脈内免疫グロブリン(IVIG)の有効性は,その作用機序に基づく考えられる治療戦略であるにもかかわらず,ほとんど研究されていない。NMOSD再発の予防におけるアザチオプリンに対するアドオン療法としてのIVIGの有効性を評価することを目的とした。IVIG注入(0.4g/kg/日)で治療したNMO-IgG陽性NMOSD患者の医療記録を,6か月以上のアザチオプリンとの併用療法の一部として3か月毎に遡及的にレビューした。治療有効性と安全性を,IVIG前とIVIG後の治療年再発率(ARR)の変化,および無再発と無増悪患者の割合と有害事象に基づいて評価した。本研究は20人の患者(19人の女性;中央値52歳)で実施した。IVIGによる追加療法の後,19人の患者(95%)は,中央値ARRが1.1[四分位範囲,0.6~1.4]から0.3[四分位範囲,0~0.6](p<0.001)まで有意な減少を示した。7人の患者(35%)は,治療の43.5か月(中央値)の間,無再発であった。中央値拡張障害尺度(EDSS)スコアは4.0で安定していた。さらに,患者の80%は障害進行を示さず,患者の25%はEDSSの改善を経験した。中央値NMO-IgG力価は,治療(p=0.006)後に1:480(n=19)から1:120(n=13)に減少し,3人の患者で陰性であることが判明した。6人の患者(30%)は,IVIG開始の27.5か月(中央値;四分位範囲,15.3~43.3)の後,再発のためIVIGを止めた。IVIGの中断につながる重篤な副作用はなかった。アドオン療法としてのIVIGは,アザチオプリンによる免疫抑制治療にもかかわらず,ブレークスルー疾患活性を有するNMO-IgG陽性NMOSD患者における再発および障害進行の予防における有益な効果と関連する可能性がある。NMOSDにおけるIVIGの有効性を検証するためには,さらなる無作為化比較試験が必要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系疾患の薬物療法 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る