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J-GLOBAL ID：202002281941444156   整理番号：20A1540598

SIMDを意識した関数パーザと非同期データI/Oを用いた対話型遠隔その場可視化の改善

Improvement in interactive remote in situ visualization using SIMD-aware function parser and asynchronous data I/O

著者 (2件)： Kawamura Takuma (Center for Computational Science and e-Systems, Japan Atomic Energy Agency, Kashiwa-shi, Chiba, Japan) ,  Idomura Yasuhiro (Center for Computational Science and e-Systems, Japan Atomic Energy Agency, Kashiwa-shi, Chiba, Japan)
資料名： Journal of Visualization  (Journal of Visualization)
巻： 23  号： 4  ページ： 695-706  発行年： 2020年08月 
JST資料番号： W2287A  ISSN： 1343-8875  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子ベースボリュームレンダリングに基づくその場可視化システムは,多変量ボリュームレンダリングに基づく高度にスケーラブルで柔軟な視覚分析環境を提供する。それは,従来のCPUプラットフォーム上で優れた計算性能を示したが,最新の多数コアプラットフォームに関する加速計算は,関数パーザと粒子I/Oに関連した性能ボトルネックを明らかにした。関数パーザは多次元伝達関数を扱うが,従来の実装は広いSIMD幅に対しては最適化されなかった。I/Oボトルネックは,粒子データファイルの出力の待ちから来る。本論文では,タスクベースのスレッド並列化に基づく,新しいSIMDを意識した関数パーザと非同期データI/O法を開発する。粒子生成プロセスを,新しい関数パーザを利用し,ループブロッキングによって最適化した。8208Intel Xeon Phi7250(Knights Landing)プロセッサから成るOakforest-PACSに関する数値実験は,100kコアまで改善された強いスケーリングを保ちながら,1桁の高速化を示す。Copyright The Visualization Society of Japan 2020 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *SIMD ,  *情報システム ,  ボリュームレンダリング ,  障害 ,  スレッド ,  *粒子生成 ,  スケーリング【計数】
準シソーラス用語： ボトルネック ,  *可視化システム

著者キーワード (5件)： in situ可視化 ,  可視化フレームワーク ,  HPC ,  ボリュームレンダリング ,  SIMD最適化

分類 (2件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (7件)： SIMD ,  意識 ,  関数 ,  パーザ ,  非同期 ,  対話型 ,  可視化