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J-GLOBAL ID:202002282111567165   整理番号:20A0976957

脳中脳水道を横断する拍動性CSF流は心室性肥大症を引き起こすか? コミュニケーション性水頭症患者の前向き研究【JST・京大機械翻訳】

Can pulsatile CSF flow across the cerebral aqueduct cause ventriculomegaly? A prospective study of patients with communicating hydrocephalus
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1-10  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7318A  ISSN: 2045-8118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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交通性水頭症は脳室が拡大する疾患である。それは,検出可能な脳脊髄液(CSF)流出障害の欠如と,しばしば脳水管(CA)で測定されたCSF拍動性の増加により特徴付けられる。著者らは,速い収縮期流出と遅い拡張期流入を伴うCA上の心臓関連拍動流が,これらの患者において脳室拡大を発生させることができる正味の圧力効果を発生させることができると仮定する。これは,CA上の非ゼロ心臓周期平均正味圧力差(ΔPnet)を必要とし,外側および第3心室におけるより高い平均圧力を必要とする。著者らは,前向きに収集された高分解能構造(FIESTA-C,分解能0.39×0.3mm3)と速度測定(2D-PCMRI,面内分解能0.35×0.35mm2)MRIに基づく計算流体力学を用いてCAを横切るΔPnetを計算することにより仮説を試験した。CSF脈動によるΔPnetは,第3心室においてより高い圧力で,0.2±0.4Pa(0.001±0.003mmHg)の大きさで,研究群(p=0.03)に対して非ゼロであった。心周期Δpmaxにおける最大圧力差は20.3±11.8Paであり,収縮期に発生した。一般化線形モデルは,ΔPnetとCA断面積(p=0.01)と流れ非対称性の間の相関を検証し,最大流入/流出の比(p=0.04)により記述されたが,水性脳卒中容積(p=0.35)に対しては示されなかった。結果は,ΔPnetの方向に関する仮説を支持したが,その大きさは低かった。したがって,脈動はCAを横切る圧力差を発生させる可能性があるが,通信性水頭症における脳室拡大を説明するには小さすぎる可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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神経系の疾患  ,  犬・猫 
引用文献 (31件):
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