文献

J-GLOBAL ID：202002282122821798   整理番号：20A2576748

低TOCおよび高臭化物地下水におけるトリハロメタンの空間的/時間的分布と多経路癌リスク評価【JST・京大機械翻訳】

Spatial/temporal distribution and multi-pathway cancer risk assessment of trihalomethanes in low TOC and high bromide groundwater

著者 (3件)： Ates Nuray (Environmental Engineering Dept., Erciyes University, Kayseri, Turkey. [e-mail]) ,  Kaplan-Bekaroglu Sehnaz Sule ,  Dadaser-Celik Filiz
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 22  号： 11  ページ： 2276-2290  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,(1)低濃度の有機物(0.4~0.8mg/L)を含む塩素化地下水中に形成されるTHMsの季節的および空間的分布を決定し,そして(2)それらに関連する多経路癌リスクを評価するために,低から高レベルの臭素(40~380μg/L)を含む。研究は,飲料水が塩素化後に地下水から供給されるKayseri(Turkey)で行われた。18の貯蔵タンクと32の分配点からの50の水試料におけるTHM形成を,12箇月の間THM濃度の空間的および時間的変化を評価するために調査した。多重経路(すなわち経口摂取,皮膚吸収,および吸入)によるTHMsへの曝露に伴う寿命癌リスクを,男性と女性について推定した。12か月のサンプリング期間において,最小及び最大THM濃度は貯蔵タンク及び分布点でそれぞれ2μg/Lから17μg/L及び2μg/Lから29μg/Lまで変化した。THMの中央値濃度の範囲は貯蔵タンクで5μgL-1から9μgL-1,分布点で5μgL-1から12μgL-1であった。すべての試料において,ジブロモクロロメタンが優占種であり,次いでブロモホルム,クロロホルムおよびブロモジクロロメタンであった。経口摂取,皮膚吸収,およびメスとオスの吸入によるTHMsへの曝露に伴う全癌リスクの平均値は,貯蔵タンクで1.31×10-5と1.25×10-5,分布点で1.46×10-5と1.39×10-5であった。THM濃度は非常に低いが,癌リスク値は1.0×10-6<CR<1.0×10-4であり,これは無視できるリスクレベル(1.0×10-6)より高い。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 塩素化 ,  *臭化物 ,  吸入 ,  経皮吸収 ,  貯槽 ,  飲用水 ,  優占種 ,  水試料 ,  *トリハロメタン ,  *リスク評価 ,  脂肪族臭素化合物 ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： 低濃度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (4件)： ブロモホルム ,  ブロモジクロロメタン ,  クロロホルム ,  ジブロモクロロメタン

タイトルに関連する用語 (8件)： TOC ,  臭化物 ,  地下水 ,  トリハロメタン ,  分布 ,  多経路 ,  癌 ,  リスク評価